豆がついに…
50粒。
黄色い帽子をかぶってたあの頃。
斜め掛けカバンをかけてたあの頃。
紺色の学生服を着ていたあの頃。
遥か英国の地から故郷を思ったあの頃。
舞台稽古にあけくれたあの頃。
あ、稽古嫌いだった…。
毎年一粒づつ増える豆。
掌には十分な豆。
ついにここまできたか。
いや、まだ片手だ。
まだ片手でも余裕ある程だ。
余裕で一口で頬張れる程だ。
あの頃夢見た両手にいっぱいの節分の豆。
人生は長いなー。
頑張ってこー!
鬼は外、福は内。
まだまだ夢の途中。
まだまだただの五十。
豆に暮らそう。
強く生きよう。
一口で入れて口の中の水分が全てもっていかれても平気な位に。
ライフイズビューリホー!