マーゲイトの朝飯は不安 = マーマイトは謎メシで不満(英国編 Ep.52)

朝の散歩が済んだらホテルに戻って…
朝飯です♪
せっかく朝食もついてるんだから4日も居たのに食べておかないのももったいないからね。
てか7:30~9:30というわずか2時間の朝食タイム!
ぼーっとしてたら終わってしまうんです!
キィキィいう階段を降りて…
1階のフロントを脇目に昼間はおジイおバアの溜まり場になってた小綺麗なロビーを抜け…
階段を下れば中地下にある…

ダイニングルーム。
さすが昔からある古いホテル。
時代を感じさせる雰囲気のダイニングルーム。
結構広いしわりと綺麗だったんで安心。
ほら、やっぱり食べる場所って大事じゃない?
わざわざ汚い店で食うのも嫌いじゃないけど一応古くてもホテルだからね…
ちょっと不安だったんだよね(笑)
俺が行った時間が9時近かったからなのかね?
ジジババ客が多いホテルだから朝型ばっかなのかね?
客は俺だけ…
従業員もいない…。
「エクスキューズミー!」
って3回呼んでも誰もこず…
4度目のでかい声の「スキューズミー!」で…
やっとおばぁちゃん登場。
しかも志村けんのひとみばぁさんのイギリス人版みてーなおばぁちゃん登場。
ちょっと不安。
なんせメニューが結構あるから…

オーダー間違うんじゃないかって。
作ったら食べちゃうんじゃないかって。
コントじゃなくてリアルにひとみばぁさんやっちゃうんじゃないかって(笑)
オーダーの確認はせず、パンの枚数だけ聞きてキッチンの方に消えて行きました。
不安だわぁ。
待ってる間にセルフサービスのフルーツや飲み物を取りに行くと…
そこの壁に飾ってあったのが…

若かりし頃のエリザベス女王。
やっぱり絶対的存在だよね。
壁の色のブルーがクールさを醸し出してるよね。
皇室の絵画があるってことに…
なんかここにきてイギリスにいる気分(笑)
飲みたかったけど冷えてもいないデキャンタに入ったミルクに一抹の不安を感じ…
これまた冷えてないけどオレンジジュースをチョイス。
待つこと数分…
ひとみばぁさんが持ってきたのが…

イングリッシュブレックファースト♪
やっぱイギリス最後の朝はこれ食いたいよね♪
ホテルならこれ食いたいよね!
まぁ正直見た目は豪華!とは言えないけど…
ちゃんとビーンズもベーコンもフライドトマトもマッシュールムもついてるし…
中流家庭のイングリッシュブレックファースト並みでございます。
1泊5千円の安宿なら十分でございます。
パンもオーダーした3枚ありました(笑)
せっかくなので、ひとみばぁさん(勝手に呼んでるけど)に話しかけると…
思ったより(失礼だな)しっかりしてて、このホテルに嫁いでかれこれ60年以上は経っているらしくマーゲイトのことはほとんど知ってるそう。
てかここのオーナーの奥さんだったのね。
80歳越えてるのね。
俺がいた20年前頃ぐらいまでが良かったって。
今は変な奴らが多くなって困ってるって。
そんな話をしてる所に新しく客が二人来たのでそこで話は終了。
他の客にオーダーを聞いた後…
俺にティーかコーヒーか聞き、再びキッチンに姿を消したひとみばぁさん…
なんか笑える。
ではイングリッシュブレック…

ファクりんちょ~!
おー!
普通!
普通にうまい。
安心して食べられるお味。
中流家庭の知り合いの家で出される様なホッとする味。
文句の言えない、文句のつけようのない無難な味。
十分です。
逆に美味すぎるとイギリスじゃないからね(笑)
トーストにはバターを塗ってもいいんだけど…
嬉しい?ことにココにあったんです!
イギリス人(たぶん)だけが愛してやまない…

「MARMITE(マーマイト)」
ビールのカスから出来ているペースト状の食べ物。
これね…
正直マズイよ。
なぜこんなもの食うんだ?って食物。
だからイギリス人の味覚はおかしいんだって思われても仕方のない食物。
俺も見かけて思い出したんです!
過去の記憶からもかなりの片隅に消えかかってたのに思い出させたんです!
まぁそれでも20年経って味覚も随分変わったし…
世界のいろいろな料理も食ってきたから…
今食えば美味いかも!と思ってちょっとだけ食ったんだけど…
やっぱマズかった…。
くそマズかった…。
後悔した…。
記憶の片隅に閉まっておけばよかった…。
見た目は茶色でチョコレートみたいんだけど…
全然違うの。
死ぬほど塩っぱいの。
トースト全体にまんべんなく塗ったら間違いなく味覚障害起きちゃうの。
味は形容しがたいの。
イッテQでイモトが食った時に「ウ◯コだよ!」言ってたけど…
ウ◯コ食ったことねーからなんとも言えない。
けどなんとも形容しがたい味。
マズイことだけは確か。
日本人に合う味ではないことだけは確かね。
なんでコレを毎朝食えるのか謎なメシ。
なんでコレ出されて子供達不満言わないのか謎な食物。
まぁクサイとかじゃないし、他のもの食っても味が残るほど濃いものではないので…
好奇心旺盛な人は食べてみる価値あるよん。
他のお客さんに食べ物を持ってきたひとみばぁさんが、俺が日本から来て20年前に住んでたことを話してくれたのでその人たちと話すきっかけができたんだけど…
その人たちはドリームランドの再開発のためにマーゲイト来てる労働者の方達で…
もう数ヶ月ここに滞在してるそうです。
やっぱりドリームランドは生まれ変わろうとしてるんだね。
確信できて嬉しくなりました。
マーゲイトの話をしながらマーマイトを食って…
ひとみばぁさんに「またきてねー」って言われて…
腹一杯胸いっぱいでダイニングルームを後にするのでした。
ビューリホー!に続く!