I'm Home = 皆無hope(英国編 Ep.26)

ついに…
私はこの場所にたどり着いてしまいました。
「Windsor Avenue(ウィンザーアベニュー)」に。
この道の看板を見ただけでも泣けます。
ましてやカーブを過ぎてこの…

道と家並みを見たら震えちゃいますよ。
W杯の南ア戦以上にドキドキしますよ。
あぁ…ついに来たんだなと。
俺戻ってきたんだなと。
あ、溜まり場だった喫茶店、そして通っていた学校ときたら…
勘のいい人なら分かるかも知れません!
そーです!
23年前に俺が住んでいた家に行くんです!
その道なんです!
家の番号を一つづつ確かめながら…
あと数十歩の所で深呼吸して…
キターーーーーーー!!!

我が家でーーーーす!!
まぁ、ホームステイしてたんでホストファミリーの家なんだけどね。
帰ってきました~!
アイムホーム!!
とにかーく!
懐かしい!
あぁー感激!
おしっこ漏れそー!!
グーグルアースのストリートビューでは見たけどナマ家だーーー!!
アイムホーム!!
本当は俺が役者として売れたら「アナザースカイ」で来られたらなーって思ってたんだけど売れてないからね…。
勝手に凱旋パート2です。
でだ!
ここで皆様にお知らせ。
ワタクシこの20年、いや正確には18年…ホストファミリーと連絡とって無かったんです…。
現在も住んでるか知らないんです…。
渡英するにあたって手紙を書いたんだけど返信が無かったんです…。
フェイスブックで探したけどいなかったんです…。
だからファミリーが住んでるかどーかは来てみないと分からなかったんです。
てか調べたらイギリス人は引越し決行するらしーんだよね。
期待はできないのよね。
そんなんだから最初はね。
家だけ見れたらいいかなって思ってたの。
家があるだけで十分じゃないかって思ったの。
だけど、急に考えたんだ。
23年も来れてなかったんじゃないか!
次はいつか分からないんだぞ!
なら押しちゃえ!って。
ピンポンしちゃえ!って。
勇気を出してインターフォン押しちまおう!って。
ホストファミリーだったら何の問題もないし、知らない人で怪しまれても訳話せばいいだけじゃん!
もしかしたら、俺のファミリーの情報知ってるかもしれないじゃん!
「押すは一時の恥、押さぬは一生の後悔」だって。
そう腹を決めて…
ガキの頃のピンポンダッシュじゃないけど…
ドキドキでインターフォンの前まで行こうとしたら…
ガチャ…って

ドア開いた~!!
人出てきた~っ!!!
ゴミ捨てに女の人出てきた~~~!
…。
知らない方でした…。
向こうも家の前に見知らぬ男…
しかもアジア人が立ってるんでビックリしてた。
こういう時って俺ったら落ち着いてる。
怪しまれるよりも先に口が動いて事情を説明してました(笑)
ふぅ…
結果は…
残念でした…。
やはりもう住んでおりませんでした。
そりゃ20年だもんね。
連絡途絶えさせた俺が悪いよね。
現住人のおばさん(後ろ姿撮らせてくれた)が言うには…
まだ住み始めて1年くらいで、前の住人も10年くらい住んで引越したみたいだから、それ以前の俺のホストファミリーの情報なんて全然わからないってさ。
優しく応対してくれただけでも良かったよ。
やっぱ英国人は引越し好きなんだね。
さすがに部屋を見せてとは言えなかったなぁ(笑)
くぅ…
わかってたけど寂しいねぇ。
ホストファミリーに会えるかもっつ希望がないと分かったら…
足取り重かったなぁ。
愛しの…

ウィンザーアベニュー(道反対方向からの看板)よ…
いつかホストファミリーに会わせてくれぇ。
会いたいなぁ。
アナザースカイに出るしかないなぁ。
足取り重いけど、切り替えてコンチネンタルカフェに行こう!
良い予感のしたコンチに行こう!
ビューリホー!に続く!