Wong Kei = 恩恵(英国編 Ep.17)

ブリックレーンでインド料理を食べなかったのは…
SOHO(ソーホー)ことロンドンの中華街でチャイニーズを食べるため。
なんども言うけどこの旅は思い出の地を巡る旅だからね。
当然懐かしの味も巡るんです。
とはいえ20年だからね…
当時通ってた店がまだあるとは確約できないのです。
が、ソーホーには懐かしい味がまだあったんです!
そのお店が…

「WONG KEI(ウォンケイ)」
いやぁ~懐かしい!
と言いたいところだけど…
実は場所も店名も覚えてなかった…。
初日に会ってたイギリスの旧友カズに店名を聞きだしていたのね。
カズには「あの店、マサヤさん(俺ね)に連れて行ってもらったんですよ~!覚えてないの~!?」ってツッコまれたけど…
当時も店の名前ではなく「あの店」っつーことで覚えてた店だし、場所だってソーホーじたい俺が思ってた場所と違ってたんだから仕方ねー話。
だから最初店の前に立った時…
違うんじゃ…って思ったもん(笑)
当時はもっと汚いお店だったからね。
でも中に入って確証したね。

ここだって♪
まぁ20年の歳月で内装も随分変わってたけど…
このお店の何が懐かしいって…
店員の態度の悪いこと(笑)
まぁ今でこそ、中国人の態度がこんなのはお国柄だと理解してるから気にはならないんだけど…
ここは特別悪い(爆笑)
当時、日本から来たての中国人の文化なんて知らない、日本の接客に慣れてた俺らにとっては、この態度にすごく腹たってたんだよね(笑)
じゃ、なぜこの店か?っつーと…
当時住んでた日本人の先輩から代々伝えられてきたお店っつーこともあるけど…
美味くて安いから♪
これに尽きります(笑)
若かい頃は態度なんて2の次いや4の次だよね。
そしてなんども言うけど、当時は日本食のお店なんてほとんどなかったから限りなく日本食に近い中華料理こそが俺らの活力源だったんだよね。
当時と変わらず、複数だと2階に通されるんだけど、1人だと基本1階の席に通されて当たり前のように相席に座らされます。
まぁ常に混んでる店だから相席は構わないんだけど…
雑に指さされて「そこに座れ!」的な感じで座わらされ、思わずキタキタこれだー!ってニヤリ(笑)。
慣れると楽しめるもんです。
メニューは…

こんな感じ。
当時はゴチャゴチャしててこんなに見やすくなかった記憶があるなぁ。
英語訳がもっと小さくて()カッコで書かれてたと思う。
食べたいものはすでに決まっていたので…
すぐに注文を済ませ…

お茶を飲んで待つ。
これもスタイルは同じだけど、当時と違うのがティーポット。
当時は陶器のティーポットだったね。
中身はジャスミン茶。
田舎もんの俺ははじめてジャスミン茶飲んだのはこの店だったと記憶してます。
お茶のおかわりをする時は「店員に声をかけずに、蓋を開けておけばいいんだぜ!」って当時、後輩に教えるのが先に来た日本人の慣わしでした(笑)
待つこと数分…
ついにきました!

ドワァーーーーーーン(銅鑼の音でお願いします)!!
「滑蛋牛肉飯(スクランブルエッグと牛肉の餡掛け飯)」
これです!
これなんです!
This is it!!
このビジュアルなんです!
20年経っても変わってね~!
泣けるぅ~!
味も…
うんまぁーい♪
ハオツ~!いやデリシャスぅ~~!
って、あ!
ぱくりんちょ写真忘れたぁ~~~!!
もう、大事な写真を忘れるくらい涙ちょちょぎれるくらい懐かしい味なんです!
ものすごくシンプルな味付けなんだけど、深い味わい。
とろとろの餡に絡まる卵、そしてなぜかプルプルの牛肉がご飯に包まれてお口の中が…
ビューリホ~♪
これで十分美味いんだけど、シンプルな味付けだから物足りなくなってくる。
だからそこに醤油をポトリ。
すると…
涙がポトリ…。
懐かしい…。
この味を舌が覚えておりました。
当時の記憶が蘇ります。
卵かけ御飯の豪華なやつみたいな味になるんです♪
ほんとここではこればっかり食ってました。
Wong Kei…
態度は悪いが味は確か。
至福の時間という素晴らしい恩恵を受けさせてもらいました。
潰れてなくてよかった~。
滑蛋牛肉飯もオススメだけど、スペシャルフライドライスって言いつつチャーハン(俺の相席のひとが食ってたヤツ)やワンタン、ダック料理も美味いです。
是非、味も接客も楽しんでもらいたいお店です。
ちなみに、先ほどこのワンケイをネットで調べたら…
接客態度の悪い店でギネスに載ってるらしい。
ブレない店なんだね(笑)
ビューリホー!に続く!
#Wong Kei London
#滑蛋牛肉飯