はじめに
赤ちゃんの寝かしつけって、本当に大変ですよね。
「なかなか寝てくれない…」「夜中に何度も起きる…」
そんな悩みを抱えているママも多いのではないでしょうか?
そんなときに気になるのが「ファーバー式」と「ジーナ式」。
どちらも赤ちゃんが夜ぐっすり眠れるようにするための方法ですが、やり方が大きく違います。
この記事では、それぞれの特徴やメリット・デメリット、どっちがママと赤ちゃんに合っているのかを分かりやすくお伝えしますね。
ファーバー式(Ferber Method)ってどんな方法?
ファーバー式は、アメリカの小児科医リチャード・ファーバー博士が考えた寝かしつけの方法。
「チェック&コンフォート法」とも言われていて、赤ちゃんが泣いてもすぐに抱っこせずに、少しずつ寝る力を育てていくものです。
やり方のポイント
-
赤ちゃんを寝かせたら、すぐに部屋を出る。
-
赤ちゃんが泣いても、すぐに抱き上げずに少し待つ。
-
最初は短めの間隔(3分くらい)で様子を見に行き、少しずつ間隔を長くしていく。
-
最終的に赤ちゃんが自分で眠れるようになる。
こんなママにおすすめ!
✅ 「赤ちゃんが抱っこじゃないと寝ない…」と悩んでいる。
✅ 早めに効果を実感したい(1週間くらいで寝る力がつくことが多い)。
✅ スケジュール管理が苦手で、時間を決めて行動するのが難しい。
気をつけたいこと
・赤ちゃんが泣くのを聞くのがつらいママにはちょっとハードかも。
・赤ちゃんによっては、ストレスを感じてしまうことも。
ジーナ式(Gina Ford Method)ってどんな方法?
ジーナ式は、イギリスの育児コンサルタント、ジーナ・フォードさんが考えた方法。
「スケジュール育児」とも言われていて、赤ちゃんの1日のリズムをしっかり決めてあげることで、自然に眠れるようにするやり方です。
やり方のポイント
-
授乳・昼寝・就寝の時間を決めて、それに沿って生活する。
-
お昼寝の時間を調整しながら、夜しっかり寝られるようにする。
-
寝る前には部屋を暗くして、静かな環境を作る。
こんなママにおすすめ!
✅ 生活リズムを整えて、規則正しい育児をしたい。
✅ 赤ちゃんをできるだけ泣かせたくない。
✅ 決まったスケジュールで動くのが得意。
気をつけたいこと
・スケジュール通りに進めるのが大変で、ママの負担が大きくなることも。
・外出しにくくなることがある。
ファーバー式とジーナ式、どっちがいいの?
ファーバー式 | ジーナ式 | |
---|---|---|
アプローチ | 泣かせながら少しずつ自力入眠を促す | 生活リズムを整えて自然に眠れるようにする |
期間 | 1週間くらいで効果が出ることが多い | 数週間~数ヶ月かけてリズムを作る |
ママの負担 | 最初は泣き声を聞くのがつらい | スケジュール管理が大変 |
向いている赤ちゃん | 抱っこでしか寝られない赤ちゃん | 規則正しい生活が好きな赤ちゃん |
どちらを選ぶべき?
ファーバー式が向いているママ
-
短期間で効果を出したい!
-
抱っこじゃないと寝られない赤ちゃんをどうにかしたい。
-
スケジュール通りに動くのは難しいけど、寝かしつけの負担を減らしたい。
ジーナ式が向いているママ
-
生活リズムをしっかり整えたい。
-
赤ちゃんの泣き声を聞くのがつらいので、泣かせる方法は避けたい。
-
スケジュール通りに動くのが得意で、決まった時間に寝かせたい。
どっちも試してみるのはアリ?
完全に両方を同時にやるのは難しいですが、いいとこ取りするのはアリです!
私もいいとこどりして子供たちを育てました!
例えばこんな組み合わせも◎
✅ ジーナ式で生活リズムを整えつつ、夜の寝かしつけだけファーバー式を取り入れる。
✅ ジーナ式の環境づくり(暗い部屋、静かな空間)を活用しつつ、ファーバー式のチェック&コンフォートを使う。
まとめ
どちらの方法も、赤ちゃんの個性やママのライフスタイルによって向き・不向きがあります。
ファーバー式 → 短期間で効果を出したいなら◎ でも泣かせるのがつらいかも。
ジーナ式 → 生活リズムを整えたいなら◎ でもスケジュール管理が大変。
大切なのは、ママと赤ちゃんにとって無理のない方法を選ぶこと。
育児は正解がひとつではないので、焦らずじっくり試してみてくださいね!
「うちの子に合うのはどっちかな?」と悩んだら、気軽に試して、
赤ちゃんの反応を見ながら調整していけばOKです。
ママも赤ちゃんも、ぐっすり眠れる日が早く来ますように…!😊