NTTデータ関西、メタボ特定健診のデータ入力支援
NTTデータ関西(大阪市)は14日、メタボリック(内臓脂肪)症候群を発見するための「特定健診」のデータ入力や電子化を支援するサービスを始めると発表した。医療現場では電子化が急速に進んでおり、作業負担を軽減したいという病院や医師会向けに販売する。3年後に年間2億円の売り上げを目指す。
まず特定健診のデータを医師会や医療機関からファクスなど紙の帳票で受け付ける。次いで代行機関である国民健康保険団体連合会などへ提出する書式の電子データに変換する。人手で入力し、多重チェックすることで転記ミスをなくす考えだ。
料金は健診結果の帳票1枚当たり300―350円とする。健診結果を郵送するサービスなどもオプションとして用意する。今後はメタボリック健診以外の分野にも電子化サービス範囲を広げる。
出典:日本経済新聞