減量・健康維持しながら業績も上がる「未来のオフィス」?-米調査 | 魚釣り用ボクサーパンツ

減量・健康維持しながら業績も上がる「未来のオフィス」?-米調査

 未来のオフィスでは、機能的な充実のほか、健康管理や減量への期待もできる?―米医療機関メイヨ・クリニックが行った調査でその「可能性」が示されている。


 今回の調査を主導したのは、同クリニックで内分泌を専門とするジェームス・レビン氏。オフィス環境の変更による「非運動性エネルギー消費(NEAT)」の変化を測定した。


 2007年後半から約半年間にわたり行われた今回の調査。調査対象は米ミネソタ州ミネアポリスにある企業の従業員45人。うち18人については減量をはじめとする変化について測定した。


 調査ではオフィスから従来のいすやデスクを撤去。代わりにウオーキングトラックを設け、「ウオーキング・ミーティング」の実施を社員に促した。また、従来の固定電話を携帯電話に変え、デスク付きのトレッドミル、ゲーム機なども設置。さらに栄養面についてのアドバイスも実施した。


 この調査の結果、測定対象の18人は計71キログラムの減量に成功。うち65キログラムは体脂肪だったという。つまり、1人あたり平均4キログラムの減量に成功、減量分の90%が脂肪だった計算になる。また中性脂肪については平均37%の減少を確認。さらに減量を希望していた被験者9人では平均7キログラムの減量に成功している。


 さらに、このオフィス環境で業務面への「悪影響」はなかったようだ。会社関係者によると、調査開始から3か月間での収益は10%増加。調査半ばの今年1月度には収益が10%近く伸び、過去最高の収益を記録したという。


出典:Web-Tab