レイラをケニアで出産したときは、
私の中ではそれしか選択肢がなかったし、
やはり慣れない国ってことで不安もあったし、
情報収集とか、ナイロビに住んでる日本人の人から教えてもらうこととか、
自分のことに手一杯だった。
でも、日本に帰ってきて。
レイラの予防接種の時とか、
ケニアで出産したことが話題に上がることがよくある。
予防接種の種類も、
打つ時期も違うから、
それを日本の予防接種とちゃんとつながるように、病院で相談したりするので。
そうすると、かなり驚かれてきた。
海外で出産してる人は珍しくないと思うけど、
ケニアとなると、かなり少ない。
でも、私がケニアでお世話になった日本人の人はナイロビなんかよりずっと僻地の島で出産したらしい(*_*)
その人は、一人でナイロビのバイクタクシーに乗っちゃう強者だった 笑
バイクタクシーって、ただのニケツ。
ちなみに、ヒッポの同僚くん、ケニア人だけど乗ったことないって言ってた 笑
だから、ケニアでは、
ナイロビで出産っていうと、
別にみんなしてるし、大丈夫だよってかんじの雰囲気だった。
でも、日本ではケニアの病院って、
たぶん、薄暗いトタン屋根の診療所みたいなのをイメージすると人が多いのかなと思う。
とにかく驚かれる 笑
でも、そのときの状況によって、
どこまで話すかって変わってくるし、
すごいビックリされたままのこともある。
この前、検診の後、
助産師さんと話すという機会があって。
それも検診とセットみたい。
そこで、レイラの時のお産はどこの病院だったかと聞かれ。
またケニアの話になった。
で、この助産師さんは、
ケニアでの出産にすごい興味を持ってくれて、
いろいろ聞いてくれた。
助産師さんになるための勉強中、
世界のお産についても勉強するらしい。
そこでは、当然アフリカも出てくるんだけど、
実際にアフリカで出産した人に初めて会ったとかで。
やっぱり、薄暗い診療所みたいなのを想像するって言ってた 笑
私はナイロビのアガカーンホスピタルだったんだけど、めちゃくちゃデカい大学病院で、
白人の先生もいるし、
インド系の大学なのでインド人の先生もいたし。
私はケニア人の先生だったけど、
とても親切で優しかった。
掘っ建て小屋みたいなのじゃなくて、
日本の病院みたいな立派な建物だったし、
産後の部屋も、日本の病院みたいな。
テレビはないけど、ケニアのテレビじゃつまんないからどうせ見ないし 笑
WiFiも使えたし。
ナースも優しいし、特に不安な要素はなかったような?
でも、産後の検診は問診のみ。
とか、産後の問診で、すでに第二子のプランの相談とか、計画的に妊娠するのが当たり前なのかな?
ピルの種類とかすごい細かく説明されたりした。
あと、産後入院中は、
でっかいタライと塩を一袋渡されて、
毎日ぬるま湯に塩をひとつかみとかして、
そこに浸かって、塩水で消毒するってのがあって、それがかなり衝撃的だった。
助産師さんも爆笑。
でも、塩水ってしみないんだよね。
その助産師さんは本当に興味深そうに聞いてくれたので、
私も楽しく話せた。
だから、こういう時は、
ケニアで出産した経験が役に立つこともあるんだなって嬉しい。
でも、日本にいたら、
ケニアって未知だけど、
ケニアにいる日本人はさらに未知な経験豊富な人がたーくさんいた。
同じ日本人でも、本当にいろんな人がいるんだよね。