ブリスベンからケアンズまで31時間電車の旅ですっかり首を痛めました。
結論から言うと、
31時間は長すぎ 笑


もう二度といいやって思ったけど、
いい経験になりました。
多分、その気になれば48時間くらい大丈夫だと思う。


足がむくんで、もげるんじゃないかと思うくらい痛かったけど 笑
腰とかは全く痛くならなかったけど、
とにかく足が痛くて、ケアンズに着いて電車を降りたときには、
あまりの痛さに目がかすんだ 笑


しかも、1人だから誰とも分かち合えず・・・
またも背中が割れそうに重いバックパックを担いで、ホテルまで行こうとしたけど、
問答無用でタクシー使うよね 笑


あたし、タクシーってどうも苦手で、
多少の距離ならタクシー使うくらいなら歩く派なんだけど、
昨日ばかりは、タクシー発見した瞬間、タクシーが輝いて見えた 笑


たった1メーターほどの距離だったのに、
タクシーのおじちゃんとってもいい人で、よかった。


で、ホテルの部屋について、
やっとの思いで部屋着に着替えたら、
そのまま寝てた~~~


そんなこんなで今朝は6時に起きました。



電車の中から見た風景は素晴らしく、
空の雲が動いてるのをただボーっと眺めてた。




これから、日本へ帰るのがどんどん近づいていて、
でもあたしは早く日本に帰りたくて仕方ない。



日本のご飯も、日本の環境も、
全て懐かしいけど、
それももちろん楽しみだけど、
仮にそんなものが何もなくても、
あたしは今、日本に帰りたい。



これまでの28年間を共に過ごしてきた、
あたしのことをよく知ってくれている人たちに、
あたしは会いたい。


ただそれしか、
今は考えてない。



日本を発つ前、あたしは帰国前にどんなことを思うかと考えた。
オーストラリアを去ることに少し未練を感じながら、
みんなにまた会えることを楽しみに帰るのかと思ってたけど、
とんでもない。



オーストラリアに未練ゼロ 笑



もしかしたら、それはオーストラリアに100%浸かれなかった結果かもしれない。
それならそれでもかまわない。



それがあたしのこの4ヶ月半の答えであり、
そこを嘘ついても仕方ない。



オーストラリアに限らず、
海外に行くというのは、その人それぞれに意味があり、
その目的も目標も人それぞれ。



あたしは、知らなかったからこそできたことだって思う。



日本でも、常に誰かと一緒にいることを好んだあたしが、
1人で海外に行くってこと。



単純に海外を自分の目で見たかった。
自分の心で知りたかった。



誰に何を言われても、あの頃のあたしにはそれしか見えてなかった。
今振り返れば、いろんな忠告をもらったと思う。



でも、きっとあの時のあたしにはそれさえ聞こえていなかった。



好奇心でいっぱいだった。




実際にここにきて、
自分の考えの甘さも、自分の能力の低さも全てを痛感させられた。



心細くて、淋しくて泣くなんて、
日本では小学生以来経験したことのない感情だった。



でも、それくらい、全てにおいて初心者であり、
立場も弱かった。



楽しい時間はほんの瞬間的なものであり、
孤独な時間は永遠だった。



それでも、あたしはいろんな意味で「英語」に救われたのかもしれない。
孤独だったけど、
とにかくあたしには英語を向上させないといけないっていう目標があったから、
それに必死になることで、
いろんなそういうマイナス要素に目を向ける時間も減ったと思う。



とにかく、この与えられた時間、自分にできることを精一杯しなければと。



でもね。
日本にいたら、そういう何かに向かっているときも
友達に会って、あーだこーだたわいもない話もできた。



それは、ここでもできた。
でも。
あたしにとって、日本にいる友達は本当に特別で、
何も言わなくてもあたしの表情だけで今の自分の状況を察してくれるような、
そんな人たちが、当たり前だけど、ここにはいなかった。



辛いなら、苦しいなら、
自分の口からそういわなければ誰も助けてくれない。
察してはくれない。



でも、じゃあ自分から言うかって言ったら、
それも簡単に言えることでもなかった。



そういう、無意識のうちに助けられていた数々のことが、
あたしはここに来て、本当にあたしの生活においてどれだけ温かかったのか、
それを一番感じたよ。



便利な世の中。
メールだってスカイプだってできる。



弱気なメールを送っては、
心配した友達がいろんな言葉を送ってくれた。
あたしは、そのメールを読んでは泣き、
それでも、そこから這い上がるのは自分でしかないと心を整理して、
PCの前から立ち上がる。



そんな日が何度となくあった。



きっとね、
もっと英語が堪能だったら、
こっちの外人の友達とも不自由なく話せたと思う。



言いたいことがうまく伝わらないストレスも減って、
友達としての関係ももっと深くなれたかもしれない。



あたしなりには、精一杯そうなろうと努力したつもりだった。
でも、そうすればするほどに感じる英語の難しさ。



もともと要領の悪いあたしには、英語という言語はとても難しいものだった。



オーストラリアは訛ってる。



来る前に心配されたこと。
自分でも心配してたこと。



でも、英語を話せる友達に
「そんなの感じる前に帰ってきちゃうって」
そう言われた。



その通り!!! 笑



オーストラリア英語はイギリス英語に近いから、
アメリカ英語と違うのだけはなんとなく分かるけど、
果たして何が訛ってるのか、
あたしには全く分からないまま帰国前日を迎えた 笑



そして、発音だってそう。
あたしは日本語英語は話さないと決めて行ったけど、
正直、そんなことに気をつかっている余裕がなかった。



発音と言葉を発すること、
それを同時に意識するってことがこんなにも大変なことかと思うくらい、
あたしには予想以上に難しかった。



途中から、発音なんて後回しになった。



あーぁ・・・って感じに思うかもしれないけど。
てか、あたしもそう思うけど 笑、
でもこれでもとにかく言葉を発さないと何にもならない。



発音の悪さは、優しい人は聞き取ろうとしてくれるし、
言い直して確認してくれたりするけど、


何も発さなかったら、あたしの心を読んでくれる人はいない。



そんな毎日が
休みなくやってくる。


今日、泣きたいほどの体験をしても、
明日もまた、1人で解決しないといけない。



日本にいても容易に想像できるこの状況。
でも、それを自分自身におきかえて想像するって、あたしにはできてなかったね 笑



でもね、だから良かったよ。



きっと、あたしは強くなったと思う。
ちょっとのことじゃ「しゃーないな」と思えるような気がする。



だって、オーストラリアに来てから、
もう何回も
「ま、いっか」と思った。



日本にいたころのあたしにはあり得ないようなことも
「ありゃ~~~~~」と思っても、
数秒後には「まーしょうがないな」と。



きっと、日本に帰ったら、
またいつの間にか、いろんなことが当たり前になってしまって、
今のこの気持ちを同じように持つことは難しいと思う。



けど、
根本にこの感覚を身につけられたことが、
きっとこれからのあたしに大きな意味があるとあたしは信じてる。



気が早いけど、
子供が生まれたら、絶対留学させるぜ~~~~~



男だったら1人で世界一周旅行行けって言うぜ~~~~~~~~



まぁ、本人がその気がなかったらかわいそうだけど、
その気になるように赤ん坊のうちから洗脳させるから 笑



留学はきっと、目ん玉飛び出しちゃうくらいお金かかると思うけど、
でもきっと、お金には代えられない価値があると思うから。



でも、とにかく。
あたしは本当にここに来てよかったよ!!



そして、
改めて自分ひとりでは生きられないってことを確認しました。



そんな当たり前のことを、
こんなに感じるとも思わなかった。



でも本当にありがとう。



いつだって、あたしを支えてくれたのは、
日本のみんなの存在でした。



本当にどんなときも。



帰って、みんなの顔を見て話せるのが本当に楽しみ。



では、今からケアンズの町探索に行ってくるよ。