私は来月下旬に日本に帰国します。
一昨日、飛行機のチケットも買いました。



学校が終わったら、その翌々日にメルボルンに発ちます。
メルボルンで3日間程過ごして、その後シドニーを通り越して、
ブリスベンに飛びます。



そして、1日だけブリスベンに滞在し、
翌日の列車でケアンズに向かいます。
1600キロ以上の道のりを1日半かけて移動します。




オーストラリアの国土は日本の20倍以上。
とてつもないこの大きさを、感じることはとてもむずかしいこと。



たった1600キロの道のりを電車で行ったからって、何が分かる?



分からない。
何も分からない。



でも、それでもいい。
あたしには、今、勉強からもバイトからも人間関係からも離れて、
1人になってここでの生活を振り返る必要がある。



必要があるっていうか、あたしがただそうしたい。



そして、日本に帰って、
あたしはこれからどんな仕事をしたいのか、
どんな生き方をしたいのか考える必要がある。




オーストラリアに来て、
あたしが思っていたよりも世界は狭いと思った。



あたしがここに来て会話をした人たちの母国は、



イタリア
ブラジル
スペイン
韓国
ベトナム
ハンガリー
チェコ
中国
スロバキア
ロシア
オーストラリア
スイス
ドイツ
アルゼンチン
チリ
イギリス
トルコ
インド
フランス



思い出す限りでは、こういう国籍だったと思う。



大陸も違えば、宗教も文化も全然違う。
それでも、
意外にも日本と同じような問題を抱えていて、
日本と同じようなことがそれぞれの国でも問題になっている。



そして、日本と同じようなものが流行っている。



そう考えると、
やっぱりみんな同じ人間なんだと思う。



そんな当たり前のことが、あたしの中では当たり前でなかった。
全てが不思議で全てが珍しかった。
肌の色が違う、宗教が違う、国籍が違う。
あたしにはこれまでそれが、とても距離のあることに思えた。



それはどんなに旅行に行っても、払拭されることはなかった。
旅行先で、多少の英語での会話を交わしても、
結局はあたし自身が、自分の前に壁を作り、彼らの中に入っていくことを、
していなかったと思う。



ここに来て、
あたしは初めて、彼らと面と向かっていろんな話をした。




もちろん、その国その国の文化や生活習慣からくる圧倒的な違いがある。
そして、移民大国オーストラリア。
どんな国の料理も食べることができるけど、
ジャパレスがやっぱり日本の味と違うように、
それぞれの国の人たちも声を揃えて「リアルな味じゃない」って言う。



そこに対するこだわりを話すとき、
どんな人もみんな、本当に自分の国が好きなんだなって分かるほどに、
力が入る。



それがとてもおもしろくて、温かい。




そう考えると、
あたしはiPodってすごいなって思う。



だって、知らない人がいないし、使ってる人も圧倒的に多い。
今はi phoneがあるから、そっちを見ることのほうが多いけど。



当たり前だけど、
これらを開発した人たちは、世界に対して壁なんて一切感じてないんだろうなって
思った。



人が便利と感じるもの、
欲しいと思うもの、
そしてそれがどんな国の人にとっても不可欠なものであることを、
いち早く察知して、形にする。



「音楽」



これって、本当に人間が生きていくうえで、なくてはならないものなんだと思う。



それは単に会社としての成功にとどまらない。
本当にたくさんの人に必要とされる。



それってすごいことだなって思った。



もちろん、
今のあたしの話していることに当てはまらない国が世界にはたくさんあるのは
わかってる。



そして、
そういう国に行かなければ、またそこで同じように生活をして、
同じように話してみなければ分からないことがたくさんある。



さらに、あたしが今どんなに考えてもそれは全て推測であり、
何も分からない。




いつか、そういうチャンスがくるだろうか。
あたしは、そういうチャンスがきたら、
どこへでも行ってみたいと思う。




こんなにも、心がワクワクするような感覚を、
あたしはこれまでの人生で何回感じることができただろうか。



本当に、言葉に表せない感動が今のあたしの中にはあって、
それを感じることができたことを本当に幸せと思う。




もちろんいいことばっかじゃなかった。
話してて、がっかりする人もいる。
全然おもしろくない人もいる。



でも、あたしは、世の中にはいろんな生き方があって、
同じ28年間でも、人によってその過ごし方もこれから求めていきたいものも、
大きく違う。



そう、割り切ることも必要な気がした。



だから、
あたしはあたしの生きる道を探したいと思う。



いくつになっても、ワクワクするような、そんな人生を、
あたしはブと一緒に、あーだこーだ言いながら、
時にケンカもしながら、
くだらない話もたくさんしながら、
歩いていきたいと思う。




そして、何よりも大切な日本の友達と一緒に、
多くの時間を共有していきたいと思う。




とりあえず、今年の夏休みにみんなでキャンプってのはどうですかね 笑




キャンプといえば!!
2年前くらい?GWにみんなでキャンプに行ったじゃない?
道志村??だっけ?



ずっと雨でコテージから出られなかったキャンプ 笑



あの時、「ウィンクキラー」ってトランプのゲームやったじゃん。
あれ、あたしウィンクができなくて、かなり悲惨なことになったんだけど。



外人ってウィンクの達人だよね 笑



男の子にウィンクされると、はじめのころは
「何のアピールだ!!??」と、勝手に構えてたけど 笑



全然そんな意味じゃなくてもするってことを、
女の子から数々ウィンクされて思いました。


単純に挨拶のようなもんなんだなって。



しかも、これがまたうまいんだよ~~



エレベーターでバイバイするときとか、ドアが閉まる直前にしたり。
授業中に目が合ったときとか。



純日本人のあたしとしては、
これが最高にかわいいと思う瞬間だったりする 笑



日本人の男の子たちはきっと、これで惚れてしまう子もいるんじゃないかと思うほど!!



で、このウィンクについての話を、
前にフランチェスカとルカにしたんだよね。


「あたし上手にウィンクできないんだ~」って。
で、「やってみて」って言われたから、やったら
「できてるよ!!」って二人に言われたから、
「二人もやってみてよ」って言ったら、




全然違う!!!!!!!!



あたしは、へったくそだから、目だけを動かせなくて、
顔も一緒に変形しちゃうのね~



でも、彼らは本当にまぶただけがきれいに動くし、
速い!!!!!!



だから何?ってかんじなんだけど 笑



まーそんな発見もありました。



あたしは、すっかりスリムになったと評判のブに会うために、
ケアンズから関空へ飛び、
しばらくブの大阪マンションに居候して、
月末、夜行バスで実家に帰る予定です。



6月、会う約束どんどん待ってます 笑
待ちすぎて、待ちくたびれてます~~~~