ガンガラーの谷
ケイブカフェの外に出ると、そこはもううっそうとした森の中。
ガイドさんからガンガラーの谷の成り立ちや、ガンガラーの名前の由来など説明を聞きながら、
森の奥へゆっくりと進んでいきます。
森の両側は石灰岩の崖になってて、所々に鍾乳石が見えることから
昔はここは鍾乳洞の洞窟の中で、天井が落ちて今の状態になったことがわかるそうです。
これは「歩く木」といわれるガジュマル。
木から垂れ下がっているのは枝ではなく根っこで、これが伸びて土の中に根を張ると
古い根は枯れて、だんだん木が移動していくのだそうです。
これらの木や植物の生命力の強さを目の当たりにすると、人間は自然の中で生かされている小さな存在
なんだなあと実感します。
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少し歩いて、イキガ洞の洞窟の中へ入ります。(イキガ、とは男性のこと)
イキガ洞の手前には、イナグ洞(イナグ、とは女性のこと)があり、ここも斎場御嶽と同様に
神聖な御嶽(拝所)だったようです。
洞窟の中は暗いので、ガイドさんが入り口で石油ランプに灯をともして渡してくれました。
洞窟を出てさらに森の奥まで進むと、ガンガラーの谷のシンボル的存在である、
大主(ウフジュ)ガジュマルが見えてきます。
このガジュマルの存在感には、本当に圧倒されました。
次はツアーの最終目的地、武芸洞へ。
ここは約1万8千年も前に生きていた港川人の居住区であった可能性が高いことから、国立科学博物館と
沖縄県で共同の発掘調査が行われています。
港川人とは日本人のルーツといわれている古代人で、ガンガラーの谷から1キロほどのところで
人骨が発見されています。
ここ武芸洞でも、約2500年前の人骨が地面からたった15センチほど掘ったところで発見され
たき火の跡や6000年前の石器類も発見されていることから、ここが人々の生活の場所として
使われていたことが明らかになったそうです。
人骨が発見された場所は、わかりやすくライトアップされています。
ここでツアーは終了です。
約1時間半の行程でしたが、ガイドさんの説明が丁寧でとてもわかりやすく、こちらの質問にも
的確に答えてくださって、飽きることなくツアーを楽しめました。
最初、ツアー料金の2000円はちょっと高いかな・・?と思いましたが、また機会があれば
ぜひ訪れたい場所です![]()








