野焼きが飛び火、寮全焼
熊本県阿蘇地域で21日、計約8200ヘクタールを焼く地域最大の野焼きが行われた際、飛び火して阿蘇市の観光牧場の従業員寮が全焼するなど、野焼きに起因する火事が計10件起きた。
大分県由布市で野焼き中の4人が死亡する事故が起きたばかりで、阿蘇市などは注意を呼び掛けていたが、強風で火の粉が飛び散った個所が相次いだという。けが人はなかった。
従業員寮が全焼したのは、阿蘇市一の宮町三野の観光施設「エル・パティオ牧場」。県警阿蘇署の発表によると、寮に住む4人を含む従業員7人が牧場内で野焼きをしていた午後1時半頃、強風で飛び火し、木造平屋約65平方メートルを全焼した。
従業員の1人は「由布市の死亡事故のこともあり、(あらかじめ草を刈って延焼を防ぐ)『防火帯』をきちんと作っていたが、急に風が強くなり火が立ち上がった」と話した。
午後1時頃には、南小国町赤馬場の山林で野焼き中に飛び火し、杉とヒノキ計約125本を焼いた。小国署の発表によると、午前9時半頃から山林を管理する組合の約50人が作業していたという。
阿蘇広域行政事務組合消防本部によると、この2件に加え、原野などを焼く火事が阿蘇市と産山村で起きた。
熊本地方気象台によると、阿蘇山上(阿蘇市)の午後1時~2時の平均風速は5・4メートルで、午後2時44分には最大瞬間風速10・1メートルを観測した。
読売新聞
これって過失になるのかな。