サドル師、支持者に「戦闘停止」呼びかけ
イラクの対米強硬派ムクタダ・サドル師は30日、支持者に「戦闘停止」を呼びかける声明を発表した。25日にイラク治安部隊が南部バスラでサドル師派民兵組織マフディ軍の掃討作戦を開始して以来、戦闘は各地に飛び火。民間人を含む300人以上が死亡していた。一方、政府側は「犯罪者対象の作戦は継続する」と言明。戦闘が収束に向かうか不透明な部分も残っている。
サドル師は声明で戦闘停止を求める半面、政府に対し「違法な摘発や逮捕の停止」「サド ル師派メンバーの恩赦」などを要求した。政府側が求めていた4月8日までの武装解除には応じない見通し。
マリキ政権とサドル師派はともに、国内多数派であるイスラム教シーア派。戦闘の背景には同派内部の権力闘争がある。停戦が成立しても、マリキ首相の出身母体であるアッダワ党や有力組織イラク・イスラム最高評議会とサドル師派の対立構造に変わりはなく、不安定要因は解消されていない。
毎日新聞
一般人は巻き込まないでほしいよね。