賞獲りへ猛デモ
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ひと味違う仕上げで、トーセンブライトが初めてのJRA重賞制覇を狙う。Wコースの併せ馬でビッシリと追われ、臨戦態勢は整った。
「もうできているので半マイルにしましたが、時計は問題ありませんね。一連のデキと変わりなく来ています」
加藤征調教師=写真下=が合格点のジャッジ。外ジョウノガーベラ(牝4、500万下)とキッチリ併入。50秒9-37秒1-12秒8と4ハロンのみの計時だが、ゴールを過ぎても緩めずに追われるなど、意欲的な調整をこなした。
根岸SにはフェブラリーSをにらみ参戦する馬が多い中、ブライトは色合いが違う。「フェブラリーSは使わない予定です。ここを使って休ませるつもり。全力投球? そうですね」。昨秋の復帰からコンスタントに5戦を消化。【3・1・1・1】とベストの舞台である東京千四を狙って調整してきた。意欲の仕上げに勝負気配が漂う。
昨年、優秀調教師賞(勝率、1馬房あたりの勝利数、賞金、出走回数、出走頭数で算出)で関東1位に輝いた加藤征師は、シンガポール遠征や川崎記念で賞金を加算するシャドウゲイトに代表されるように、柔軟で的確な選択で成績を上げてきた。ブライトの路線にもその姿勢が表れている。さらなる躍進が見込まれる厩舎は、京都牝馬Sのカタマチボタンもいる充実の週末だ。
「ブライトは一にも二にも枠順ですね。内枠を引いて、うまく流れに乗りたい。道中の位置取りがポイントになります」
エネルギッシュなトレーナーの下で着実に地力をつけてきたトーセンブライトは、3歳時に金沢のGIIIサラブレッドチャレンジCを制して以来、3年半ぶりの重賞Vチャンス。名を捨てて実を取る7歳馬が、目標を先に置く馬たちにひと泡吹かせようとしている。
(黒田栄一郎)
★久々ダート不安なし・シンボリグラン
久々のダートに挑むシンボリグランは坂路4ハロン49秒5-36秒2-12秒2を楽にマークした=写真=。「先週がいいガス抜きになったようですね」と畠山吉調教師は笑顔。1週前に4ハロン47秒3の美浦坂路レコード(従来はモエレフィールドの47秒5)を出して、けいこ駆けするグランらしさに磨きがかかってきた。「切れるというよりもジワジワ伸びるタイプ。そういう面がダートで生きれば。やれそうな雰囲気は感じています」と未勝利勝ちを飾ったダートでの変身を期待している。
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馬、楽しんでるのかなぁ。