前回は「レース分け」についてのお話しでしたが、今回は「レースを分ける事で何が分かるのか」という点についてデータを踏まえてお話ししたいと思います。
レース分けのおさらい
オッズハックでは、以下のレースに分けている事は前回お話しました。
→「レース分けについて」はこちら
軸レース
【J1】
【J2】
【J3】
【J4】
ノーマルレース
【N2-0】
【N2-1】
【N2-2】
【N2-3】
【N2-4】
【N2-5】
【N3-0】
【N3-1】
【N3-2】
【N4-0】
【N4-1】
【N5-0】
【N5-1】
荒レース
【C1】
【C2】
【C3】
【B1】
【B2】
【B3】
【B4】
【A1】
【A2】
【A3】
【A4】
【S1】
【S2】
【S3】
【SS1】
【SS2】
という感じで、朝一オッズから、軸レース、ノーマルレース、荒レースの3つカテゴリーに分けて、全部で33種類のレースに分けています。
レース分けで何が分かるのか
何が分かるのかっていっても、これは単純に荒れるか、荒れないかについてレース分けしてるので、そのレースが荒れるのか荒れないのかが分かるんですが、正確にいうと、「荒れやすいレースなのか、荒れにくいレースなのか」というのが朝一オッズの段階で分かります。
データを使って比較してみる
まぁおそらく皆さんだいたい「荒れるレース」が荒れるんじゃないっと分かっている事とは思うのですが、ここで、2013年のデータ結果から三連複においての荒れる確率というのをデータを使って検証してみましょう。
※オッズハックにおける荒れるレースの定義は、3連複10,000円以上、3連単50,000円以上の払戻金額がついたレースを荒れるレースと定義しています。
三連複において荒れる確率(2013年)
軸レース
| レース | 荒れる確率 | レース数 | 平均払戻金 |
| 【J1】 | 28.3% | 46R | 10093円 |
| 【J2】 | 26.6% | 173R | 24553円 |
| 【J3】 | 19.5% | 185R | 13217円 |
| 【J4】 | 16.0% | 81R | 7002円 |
ノーマルレース
| レース | 荒れる確率 | レース数 | 平均払戻金 |
| 【N2-0】 | 11.4% | 123R | 5709円 |
| 【N2-1】 | 0.0% | 0R | 0円 |
| 【N2-2】 | 30.8% | 39R | 37311円 |
| 【N2-3】 | 35.4% | 175R | 18402円 |
| 【N2-4】 | 27.5% | 273R | 22093円 |
| 【N2-5】 | 27.6% | 127R | 24655円 |
| 【N3-0】 | 13.8% | 58R | 4395円 |
| 【N3-1】 | 34.3% | 166R | 21943円 |
| 【N3-2】 | 34.6% | 214R | 19961円 |
| 【N4-0】 | 9.1% | 11R | 4636円 |
| 【N4-1】 | 33.6% | 113R | 17152円 |
| 【N5-0】 | 0.0% | 0R | 0円 |
| 【N5-1】 | 62.5% | 8R | 32083円 |
荒レース
| レース | 荒れる確率 | レース数 | 平均払戻金 |
| 【C1】 | 40.0% | 25R | 17031円 |
| 【C2】 | 47.0% | 168R | 39663円 |
| 【C3】 | 38.0% | 100R | 33678円 |
| 【B1】 | 51.9% | 79R | 51784円 |
| 【B2】 | 38.5% | 148R | 32676円 |
| 【B3】 | 47.6% | 103R | 27487円 |
| 【B4】 | 43.8% | 89R | 25524円 |
| 【A1】 | 100.0% | 1R | 73570円 |
| 【A2】 | 52.1% | 163R | 39667円 |
| 【A3】 | 35.1% | 37R | 13885円 |
| 【A4】 | 51.6% | 219R | 26009円 |
| 【S1】 | 47.6% | 21R | 33477円 |
| 【S2】 | 52.2% | 69R | 21526円 |
| 【S3】 | 39.8% | 244R | 24433円 |
| 【SS1】 | 64.5% | 31R | 30217円 |
| 【SS2】 | 56.8% | 44R | 39065円 |
このように、単純に朝一オッズをレース分けするだけでも、ノーマルレースより荒レースの方が荒れる確率が高いのが一目瞭然に見てとれると思います。平均払戻金額については、データ上あまりにも大きく配当がついたものに引っ張られる傾向があるのでこの結果を鵜呑みにするのは危険です。
例えば、
A 1,000円 1,000円 1,000円 1,000円 100,000円
平均金額は「20,800円」
B 40,000円 40,000円 10,000円 12,000円 2,000円
平均金額は「20,800円」
A、Bとも平均金額は同じ20,800円ですが、荒れる確率としては断然Bの方が期待できますよね。こういう感じでデータの振分けとして10000円以上のレースと言う事で平均金額は、異常値に引っ張られる傾向がある事はご了承ください。
ただ、それを踏まえたとしても、ノーマルレースと荒レースでは、およそ1万円以上の開きがある事からも、朝一オッズだけで荒れる荒れないといったレースの傾向は判断出来ると言っても良いのではないでしょうか。このことから、朝一オッズによって、レースを判断する事が馬券構築の重要なファクターであり、荒れそうだなっと分かってるレースに対しては思い切って穴馬を馬券に組み込む事も容易になるはずです。逆も同じで荒れないだろうなといったレースについては、夢馬券を追っかける必要もなくなり、人気上位馬から流してみたりといった確実性のある馬券構築が出来るのではないでしょうか。
今年はどうなのよ?
※記事執筆時 2014年8月22日
上記データはあくまで去年だけのデータなので、それだけでそのデータを信じるのはいかがなものかと思うのは当然の事でしょう。ただ、競馬が良く言われる大数の法則であるならば、競馬データ自体、どのデータをサンプリングしても必ず同じような形に収束するはずです。それについて、2014年記事執筆時※までのデータと、2013年から記事執筆時※までの全てのレースについて確認してみましょう。
三連複において荒れる確率(記事執筆時まで)
※2014年1月1日から記事執筆時2014年8月22日まで
軸レース
| レース | 荒れる確率 | レース数 | 平均払戻金 |
| 【J1】 | 28.1% | 32R | 12620円 |
| 【J2】 | 20.9% | 115R | 18348円 |
| 【J3】 | 22.9% | 109R | 20784円 |
| 【J4】 | 21.4% | 56R | 15584円 |
ノーマルレース
| レース | 荒れる確率 | レース数 | 平均払戻金 |
| 【N2-0】 | 14.1% | 64R | 3947円 |
| 【N2-1】 | 100% | 1R | 42030円 |
| 【N2-2】 | 38.5% | 13R | 16178円 |
| 【N2-3】 | 39.8% | 103R | 24062円 |
| 【N2-4】 | 30.8% | 143R | 18444円 |
| 【N2-5】 | 15.1% | 73R | 9548円 |
| 【N3-0】 | 19.0% | 42R | 5827円 |
| 【N3-1】 | 39.8% | 123R | 26557円 |
| 【N3-2】 | 33.1% | 181R | 17055円 |
| 【N4-0】 | 18.2% | 11R | 5638円 |
| 【N4-1】 | 37.0% | 81R | 26724円 |
| 【N5-0】 | 100% | 1R | 58220円 |
| 【N5-1】 | 62.5% | 8R | 67770円 |
荒レース
| レース | 荒れる確率 | レース数 | 平均払戻金 |
| 【C1】 | 33.3% | 15R | 12722円 |
| 【C2】 | 45.7% | 138R | 24560円 |
| 【C3】 | 35.4% | 96R | 21332円 |
| 【B1】 | 40.4% | 52R | 20149円 |
| 【B2】 | 47.6% | 103R | 42547円 |
| 【B3】 | 41.9% | 62R | 19848円 |
| 【B4】 | 40.8% | 76R | 24334円 |
| 【A1】 | 25.0% | 4R | 33455円 |
| 【A2】 | 48.5% | 136R | 22878円 |
| 【A3】 | 63.0% | 27R | 36656円 |
| 【A4】 | 59.3% | 172R | 27380円 |
| 【S1】 | 60.0% | 15R | 26655円 |
| 【S2】 | 45.5% | 88R | 45336円 |
| 【S3】 | 52.8% | 36R | 49301円 |
| 【SS1】 | 66.7% | 24R | 98628円 |
| 【SS2】 | 72.4% | 29R | 53863円 |
三連複において荒れる確率(記事執筆時までのすべてレース)
軸レース
| レース | 荒れる確率 | レース数 | 平均払戻金 |
| 【J1】 | 28.2% | 78R | 11129円 |
| 【J2】 | 24.3% | 288R | 22074円 |
| 【J3】 | 20.7% | 294R | 16021円 |
| 【J4】 | 18.2% | 137R | 10509円 |
ノーマルレース
| レース | 荒れる確率 | レース数 | 平均払戻金 |
| 【N2-0】 | 12.2% | 187R | 5105円 |
| 【N2-1】 | 100% | 1R | 42030円 |
| 【N2-2】 | 32.6% | 52R | 32027円 |
| 【N2-3】 | 37.0% | 278R | 20498円 |
| 【N2-4】 | 28.6% | 416R | 20838円 |
| 【N2-5】 | 23.0% | 200R | 19140円 |
| 【N3-0】 | 16.0% | 100R | 4996円 |
| 【N3-1】 | 36.6% | 289R | 23906円 |
| 【N3-2】 | 34.1% | 395R | 92046円 |
| 【N4-0】 | 13.6% | 22R | 5136円 |
| 【N4-1】 | 35.0% | 194R | 21148円 |
| 【N5-0】 | 100% | 1R | 58220円 |
| 【N5-1】 | 62.5% | 16R | 49926円 |
荒レース
| レース | 荒れる確率 | レース数 | 平均払戻金 |
| 【C1】 | 37.5% | 40R | 15414円 |
| 【C2】 | 46.4% | 306R | 32851円 |
| 【C3】 | 36.7% | 196R | 27630円 |
| 【B1】 | 47.3% | 131R | 39226円 |
| 【B2】 | 42.2% | 251R | 36726円 |
| 【B3】 | 45.4% | 165R | 24616円 |
| 【B4】 | 42.6% | 164R | 25127円 |
| 【A1】 | 40.0% | 5R | 41478円 |
| 【A2】 | 50.5% | 299R | 32030円 |
| 【A3】 | 46.8% | 64R | 23491円 |
| 【A4】 | 54.9% | 391R | 26611円 |
| 【S1】 | 52.7% | 36R | 30634円 |
| 【S2】 | 48.4% | 157R | 34871円 |
| 【S3】 | 41.4% | 280R | 27630円 |
| 【SS1】 | 65.4% | 55R | 60068円 |
| 【SS2】 | 63.0% | 73R | 44942円 |
どうでしょうか。多少の差異はあれど際立っておかし過ぎるところもないのが見てとれると思います。やはり前述したようにどのデータをサンプリングしてもある一定の結果に収束していきそうですね。
まぁただ縦に長すぎるので比較、検証するという意味では見づらい事この上ないで、ちょっと荒れる確率だけの比較をしてみましょう。
荒れる確率の比較
軸レース
| レース | 2013年 | 2014年 | トータル |
| 【J1】 | 28.3% | 28.1% | 28.2% |
| 【J2】 | 26.6% | 20.9% | 24.3% |
| 【J3】 | 19.5% | 22.9% | 20.7% |
| 【J4】 | 16.0% | 21.4% | 18.2% |
ノーマルレース
| レース | 2013年 | 2014年 | トータル |
| 【N2-0】 | 11.4% | 14.1% | 12.2% |
| 【N2-1】 | 0.0% | 100% | 100% |
| 【N2-2】 | 30.8% | 38.5% | 32.6% |
| 【N2-3】 | 35.4% | 39.8% | 37.0% |
| 【N2-4】 | 27.5% | 30.8% | 28.6% |
| 【N2-5】 | 27.6% | 15.1% | 23.0% |
| 【N3-0】 | 13.8% | 19.0% | 16.0% |
| 【N3-1】 | 34.3% | 39.8% | 36.6% |
| 【N3-2】 | 34.6% | 33.1% | 33.9% |
| 【N4-0】 | 9.1% | 18.2% | 13.6% |
| 【N4-1】 | 33.6% | 37.0% | 35.0% |
| 【N5-0】 | 0.0% | 100% | 100% |
| 【N5-1】 | 62.5% | 62.5% | 62.5% |
荒レース
| レース | 2013年 | 2014年 | トータル |
| 【C1】 | 40.0% | 33.3% | 37.5% |
| 【C2】 | 47.0% | 45.7% | 46.4% |
| 【C3】 | 38.0% | 35.4% | 36.7% |
| 【B1】 | 51.9% | 40.4% | 47.3% |
| 【B2】 | 38.5% | 47.6% | 42.2% |
| 【B3】 | 47.6% | 41.9% | 45.4% |
| 【B4】 | 43.8% | 40.8% | 42.6% |
| 【A1】 | 100% | 25.0% | 40.0% |
| 【A2】 | 52.1% | 48.5% | 50.5% |
| 【A3】 | 35.1% | 63.0% | 46.8% |
| 【A4】 | 51.6% | 59.3% | 54.9% |
| 【S1】 | 47.6% | 60.0% | 52.7% |
| 【S2】 | 52.2% | 45.5% | 48.4% |
| 【S3】 | 39.8% | 52.8% | 41.4% |
| 【SS1】 | 64.5% | 66.7% | 65.4% |
| 【SS2】 | 56.8% | 72.4% | 63.0% |
まとめ
どうでしょうか。っといってもまだ2年にも満たないデータ群なので、サンプリングにおけるデータ数の多い少ないに関しては皆さんの判断に任せますが、それでもそんなに際立って異常な値はないかと思います。
そして、こうやって比較して見てるとやはり朝一オッズの段階で「荒れやすいレースなのか、荒れにくいレースなのか」というのが分類出来ていると言えるのではないでしょうか。
そして、去年からのデータしかない事は先ほども言いましたが、仮に10年前から朝一オッズは取得出来たとしても、10年前と今現在のオッズが同じなのかというと正直疑問があります。それはネットの普及による馬券購入の簡易化によっておそらくオッズの成り立ちも違うのではないかなと思うからです。なので、オッズデータを扱うという点では、あまり古いデータ群を使うよりかはまだ良いのではないかと考えています。まぁ検証のしようがないのでアレですが。
まぁそんな事で今後この荒れる確率がどのように変化していくのか楽しみですが、いずれにしても朝一オッズによって「荒れやすいレースなのか、荒れにくいレースなのか」という判断をするには十分ではないでしょうか。
そして、「荒れやすいレースなのか、荒れにくいレースなのか」が事前に分かるという事は、馬券構築の対策も取りやすいという事になりますよね。当然、穴党の人は、無駄なガチガチレースをする事もなければ、堅実派の人はわざわざ荒れそうなレースに手を出す必要もないですし。。。さっきも言いましたが。。。
このようにレース分けからオッズハックでは、様々な投資方法を考えていきたいと思ってます。なので(更新に時間はかかりますが)次回はいっちょ「何も考えずに始める投資方法」について書いてみようと思います!その前にオッズハックの馬柱表とか券種別疑似オッズ表とかの説明とかもしろよって話ですが、先に資金増える方が皆さん嬉しいかと思うのでねw
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あんまり煽るの嫌ですが、競馬でお金が増えつづけていくとちょっと人生観変わりますよねwなんてねw