NFT バスライズ | 椚田のブログ 

NFT バスライズ

バスライズといえばシマノのエントリーモデルですね。

今回は、かつてシマノに吸収され今は存在しないNFTというメーカーの【バスライズ】について書きます。

 

今シーズン、古典的スタイルのトップウォーターフィッシングに取り組んできました。

はじめ、5フィート半のクランク用ブランクスルーを使っていたのですが、いまいちしっくりこなくて。トッパーさん達がシングルのオフセットハンドルを使うのにはちゃんと意味があるんですね。

しかしこの長さだと、なかなか候補が見当たりません。必然的にオールド品から探すことになりますが、名竿と評価の定まったものはタマ数が極めて少なく、出ても一様に高価です。

 

そんな時に、このバスライズEX 2551と出会いました。グラスの2ピース、グリップは差し込み式の富士で、蛍光リング入りのダブルフットガイドがトップ含めて5個という、実に時代を感じさせる仕様です。NFTにおいてこのロッドがどんな位置づけだったのか、当時いくらで売られていたのか、いっさい分かりません。ガイドのタイプから同時代であろうと思われるスピードスティック1L-26HOBBと比べると、フィニッシュは格段に丁寧です。

 

 

アクションはパラボリック寄りのレギュラー。グリップの手前だけハイテーパーがついていて、フライロッドで言うスウェルバットになっています。胴がとても軟らかく、軽く振りかぶっただけでプラグのウエイトが乗るので、肘がだめになった私にはパワー的にも最適です。魚は一尾しか掛けていませんが、キロフィッシュを難なく浮かせることができました。よく設計されたブランクだと感じます。

 

 

このロッドがとても気に入りまして、この先ずっと使っていきたいと思っています。コンクエスト100を合わせているのですが、初代バンタム100なんかが似合うんでしょうね、きっと。