ダム湖 7/15

この釣行に向けて三種の天気予報アプリを追っていました。一つが大雨、あとの二つが小雨で、後者に賭けたわけです。雨は歓迎だけど土砂降りはちょっと、という都合の良い思惑は、見事に外れました。

結果は、7:00～13:00までNBNF。ボウズでした。

珍しく一番でボート店に着いたのですが、減水と雨による店サイドの乗り場確認・待機・駐車位置変更があり、機材は軽トラで遠く離れた臨時桟橋まで運んでもらう形に。セッティングが同時に二梃しかできない状況の中で、自分にボートが回ってきたのはいちばん最後でした(笑)

すでに本降りでもあり、何かちょっと帰りたい気分になってきたのですが、まあまあやってみようかとエレキをセットしていると、クランプノブがぽろっと外れて水の中へ……

は？っていう感じで、もう本気で帰ろうかと思いました(笑)

ネットを突っ込んでみると、一応湖底には届きます。しかし、なかなか捉えることができません。悪戦苦闘する中で、一体おれは何をやっているんだろう、と思いつつ、これも人生だ、諦めないぞ～みたいな思考に。五分ほどたったでしょうか。見事ノブをネットインすることができました。特に嬉しくもなかったですね。

以前にもクランプノブが抜けたことがありまして、これは運命（さだめ）らしく、そのことを知る釣り友はワイヤーで落下防止を講じているようです。

走りだすと、エレキヘッドのインジケーターが明後日の方向を指しています。何だろうと見てみると、ヘッドカバーが割れたことでインジケーターのギアが狂った様子です。別にインジケーターを見ながら方向転換するわけではないのですが、どちらかというと進行方向を向いていてくれた方が気分はいいですね～

前回の釣行時、撤収しているときにパキッっていったよな。それかい！

そうそう、座って釣りをしてみたのです。

ペダルを踏みながらのキャスティングは、投げる目標に対して上半身をねじる体勢となり、別の意味で疲れました。

フットコンは立って釣りをするためのものなんだな～としみじみ思いましたね。

私のレインギアは十年前に買った普及品なのですが、今回初めて雨漏りしました。座っていたせいか特にボトムの方がひどく、下にはいていたズボンが完膚なきまでに濡れて長靴に水が溜まるほど。靴下がビチャビチャするのがとにかく苦手でして、これが撤収のきっかけとなりました。

長い釣り歴の中で、なかなかの日でしたね。バス釣りの楽しみをどこに置くのか、ちょっと考えないといけないなと思いました。

エッジマクサム44、十七～八年乗ったかな……