新たな旅のはじまり | 椚田のブログ 

新たな旅のはじまり

二十代の半ば、ロールプレイングゲームに夢中だった時期があって、これでもドラクエなどたしなんでいたものである。ファイナルファンタジーも好きだったが、画がアニメ的になって興味をなくした。物語に没頭しているとき、登場人物は自分自身なので、あんまりカッコよすぎると白けるというか……二頭身のキャラだから感情移入できたのだろう。
何の話かというと、ジョブチェンジというのがあったなと、ふと思い出したのである。戦士だった人を魔術師にするだとか。
 
現実世界の私はゲーム終盤に差し掛かってジョブチェンジしたようなものだが、今度も時流の先端を行く仕事ではないので、相変わらず手書きという作業が存在する。かつては複写伝票に数字を書き込むのが主だった。今はすきま時間に記録をつけることが中心となり、筆記具に求められる要素が変化した。「すきま時間」というのが大きなポイントで、いわば、ちゃんと読んでもらえる走り書きということになる。
 
タイプとしては、やはり1本持つことで済む黒・赤・シャープの多機能ボールペンが便利なことに変わりがない。このジャンルにおいては、プラチナのサラボ・ダブル3アクションにパイロットの替えインクBRFS-10EFを組み込むことで、長い探求に終止符を打ったはずだった。しかしながらこの至高のペンが、現在のジョブにおいては非常に使いにくいものとなってしまった。すなわち、回転繰り出し式のせいで、急いでいると色を間違ってしまうという問題が頻発するのである。
 
すっきりした外観や、落ち着きのある操作感が魅力で回転繰り出し式を好んで使っていたのだが、一発で出したい色を出せるノック式に転向せざるを得なくなった。これは、新たなペン探しの旅が始まることを意味する。
 

 

ここに、三菱のジェットストリーム2&Sと、ゼブラのブレン2+Sという、非常に対照的な2本のペンがある。(つづく)