新利根川 8/25
Sが33と45、私が32の計3尾という結果。
中止となったK.B.Sのペア戦以来、煮え切らない思いを抱えてきた。季節は進んだが、二人でどこまでやれるかを見届けたかった。これにYが単独で参加。
擬似トーナメントとしては、13:00までにアベレージ2尾であり、勢い込んだわりにはパッとしなかった。
ただ、途中でエレキのワイヤーが切れるトラブルが発生したことにより、この釣行は別の様相を帯びることとなった。
極めて困難な操船を強いられる中で、Sは大型に二度口を使わせ、ともにバラすという苦汁を舐める。読みもアプローチも外していない。終盤は、それを獲れるか否かという闘いになった。
舵を失った私たちの舟が再び上流にバウを向けたとき、Yが掛けてくれた「何かあったら連絡ください」との言葉が沁みた。
果たしてSは、三艇がバッティングする小規模なエリアから45cm(1,500g)を抜く。いかにも彼らしい釣りで自身を証明してみせ、今日という日を完結へと導いたことに、心底感銘を受けた。
竿を置いたSはそのあと、私のために無言で有望なストレッチを流し始めた。数キャストしたものの蛇足だと気づき、終わりを告げる。私もすっかりSのバスで満たされていた。あの瞬間、舟の上には純粋な共有があった。