いにしえの旧シス
正月休みに見つけ、縁起物?として連れ帰った630LS。
塗装はハゲハゲ、フロントグリップのエラストマーは剥離、と程度はそれなりですが、ブランクはもちろんのこと、ガイドリングとスレッドの状態がよく、手を掛けずに使えそうです。
余談ですがNシステムのシングルフットガイドは注意が必要で、抜けかかっているものをよく見かけます。
まあ、注意とはいっても古いものが劣化するのは当たり前なんですけどね。
さて、リールをセットしてみると、ちょうど握るところがふくらんだ形にシェイプされていてあまり快適ではありません。
細いグリップをふわっと持つのが好きなので……
過去、ロードランナーに手を加えたことはないのですが、グリップを削ってみました。
富士のIPSは手のひらが当たる部分に薄くコルクが被さる構造なのですが、ベースのプラスチックが露出しないギリギリまで削り込みました。
厳密には、一か所目抜けしたところからベースが見えてます(笑)
旧シス特有のロングリアグリップが、細分化される以前の「ルアー竿」のような雰囲気をつくりだしており、何といいますか、優雅に使ってみたい感じのロッドです。
さて、フィッシングショーから漏れ伝わってくる情報によると、ロードランナーが第四世代に入るみたいですね。
ベイトはTBSシートが変更となるようで、かつてない大きなモデルチェンジと言えそうです。
写真の630LSは20年以上前の最初期型ですが、新しいモデルに対してまったく引け目を感じないところもこのブランドのいいところです。
RRを使って15年、そろそろVOICEから追加された品番に手を出してみましょうかね~