「1」 | 椚田のブログ 

「1」

コレクションを目的とした収集を、あまりしたことがない。
ロッドやリール、ルアーにしても、そのとき必要としたものが手元にある感じ。別のなにか必要になれば、それらの一部が「元手」と化す。
自転車操業さながらで、当然資産は目減りしていく一方だ。

そんな私が唯一集めていると言えるのが、ボーマーのモデルA。何度かご紹介したように、実戦で最も多投する実用品でありながら、愛着ゆえか、何となく増え続けているのである。

ところが、この頃ちょっと困ることが起き始めた。
例えば、先日入手したこれ。

{FF4A1079-D124-403B-8E4B-3526E4FC53C3:01}

背・腹チャートの反射板入り黄目で、私的にはレアカラー。こういったものだと持っていないことが明らかなので、迷わず買える。

ところが、黄ホネの6Aあたりになると、うーん、持ってたかな~? 2Aは確かにもってたけど・・・と迷ってしまい、

投げて巻く! -The Bassin' Basics--IMG_0883.jpg
こんなふうにダブってしまうのである。
時間のあるときに一度、系統立てて整理しておく必要がありそうだ。

閑話休題。


昔からそれほど野球には興味がないのだけれど、大矢、若松、杉浦なんかがクリーンナップを打ち、松岡もまだいた頃からの、ごくうっすらとしたヤクルトファンだった。

どこが好きと言って、とにかく弱いところ。あと、若々しくて明るいチームという印象が、リーグ順位すら追わなくなった今でも、ある。

強くなったのは野村さんの功績とされるが、関根さんの頃にその萌芽はあったような気がする。また、バレンティンの偉業が聞こえてきたりすると、今でもスカウトが優秀なんだな~、と思ったりする。


そんな、やるのも見るのも野球音痴な私が一番好きな選手は、なぜか広島の、先日引退した前田智なのである。

この人は、私がテレビを観るたびにホームランを打ち、その都度、まったく、ほんのこれっぽっちさえニコリともせず、淡々とベースを一周した。

実際、広島戦を見た回数など知れているはずだが、そのカッコよさは強烈に印象に残っている。バッターとしての技量、ケガとの闘い、いずれも知らない。目深にかぶったヘルメットの下の眼光とか、バッターボックスでの構えとか、そしてなにより、いったい自身の目標をどこに置いているのかと問いたくなるような無表情に惹かれたものだ。


ファンを名乗れるほどではないが、引退には感慨深いものがあった。さらには、彼の方が年下だったという意外きわまる事実をこの期に及んで知り、驚かされた次第…