「グッバイガール」 中島みゆき
嫁さんよりメールが来る。
新型携帯端末の発売日、長蛇の列をなした客たちが、開店と同時に店員とハイタッチを繰り返す。
そんな光景に強い違和感を覚えたのだという。
この辺の感じ方は、私も彼女と同じなので安心感がある。
まあ、これなどは無邪気な方かもしれない。
今この国では、新しい祭を起こそうとするものたち、終わらせなくてはならない祭を終わらせまいとするものたちが、それぞれ躍起になっている。
閑話休題。
おそらく十年振りくらいに夜の高速で聴いたのだけれど、昔から持っていた怖いアルバムという印象を新たにした。
後半に、非常に重い曲が集められており、とりわけラストの「吹雪」が、アルバム全体の沈んだトーンを決定づけている。
ここでは、「4 、2、3」のような具体的な警鐘は鳴らされない。
本当に恐ろしいものは、それと分かりにくい形をしているということが、極めて抽象的に表現されている。
そして熱狂の怖さも。
24年前に発表された作品だが、このところの日本に驚くほど符合している。
新型携帯端末の発売日、長蛇の列をなした客たちが、開店と同時に店員とハイタッチを繰り返す。
そんな光景に強い違和感を覚えたのだという。
この辺の感じ方は、私も彼女と同じなので安心感がある。
まあ、これなどは無邪気な方かもしれない。
今この国では、新しい祭を起こそうとするものたち、終わらせなくてはならない祭を終わらせまいとするものたちが、それぞれ躍起になっている。
閑話休題。
おそらく十年振りくらいに夜の高速で聴いたのだけれど、昔から持っていた怖いアルバムという印象を新たにした。
後半に、非常に重い曲が集められており、とりわけラストの「吹雪」が、アルバム全体の沈んだトーンを決定づけている。
ここでは、「4 、2、3」のような具体的な警鐘は鳴らされない。
本当に恐ろしいものは、それと分かりにくい形をしているということが、極めて抽象的に表現されている。
そして熱狂の怖さも。
24年前に発表された作品だが、このところの日本に驚くほど符合している。