被災地
一年三ヶ月ぶりに被災地を訪れた。
前回同様、仕事の合間に「垣間見た」に過ぎないのだが。
積み上げられた瓦礫と、何百台あるのか見当もつかない廃車に圧倒される。
異臭の混じる潮風。
校庭で、ヒマワリに水をやる女性がいた。この学校は津波の後、焼け落ちたという。
植えたのは遠方の方なので、もっぱら彼女が育てているそうだ。
「一番大きいのは2.8mあるんですよ」
近くに水道があるわけもなく、ペットボトルをトランクに満載して一本ずつ注ぐという地道な作業だ。
よく話しかけられるのだろう。淡々と周囲の状況を説明してくれたが、瓦礫の受け入れを巡る各地の紛糾が悲しいと、一度だけ感情を表した。
どう挨拶して立ち去ればいいのか分からず、「何も出来ませんが」と言うと、「見に来てくれるだけでもありがたいです」と返されたので、ますます言葉を失った。
翌日通過した山間の村は、いまだに全ての商業施設が閉ざされたままだった。
目にするのは、作業に従事する人のみだ。
復興は間違いなく進んでいる。
しかし一方で、まだ何ひとつ終わっていないのではないか、との思いを強くした。
ジャーナリスト気取りではなく、もう一度、何ができるか考えたい。
前回同様、仕事の合間に「垣間見た」に過ぎないのだが。
積み上げられた瓦礫と、何百台あるのか見当もつかない廃車に圧倒される。
異臭の混じる潮風。
校庭で、ヒマワリに水をやる女性がいた。この学校は津波の後、焼け落ちたという。
植えたのは遠方の方なので、もっぱら彼女が育てているそうだ。
「一番大きいのは2.8mあるんですよ」
近くに水道があるわけもなく、ペットボトルをトランクに満載して一本ずつ注ぐという地道な作業だ。
よく話しかけられるのだろう。淡々と周囲の状況を説明してくれたが、瓦礫の受け入れを巡る各地の紛糾が悲しいと、一度だけ感情を表した。
どう挨拶して立ち去ればいいのか分からず、「何も出来ませんが」と言うと、「見に来てくれるだけでもありがたいです」と返されたので、ますます言葉を失った。
翌日通過した山間の村は、いまだに全ての商業施設が閉ざされたままだった。
目にするのは、作業に従事する人のみだ。
復興は間違いなく進んでいる。
しかし一方で、まだ何ひとつ終わっていないのではないか、との思いを強くした。
ジャーナリスト気取りではなく、もう一度、何ができるか考えたい。

