ボーマーのこと。一時帰宅のこと。
中古店を見かけると、素通りするのは難しい。
めぼしいブツは滅多にない、と分かっていてもだ。
さんざん店内を物色して、欲しいものが無いときは本当に困る。
とりわけ客が自分ひとりだったりすると、何も買わずに出るのが妙にためらわれたりもする。
そこでクランクベイトのコーナーを漁り直すと、ボーマーか、バンディットの旧いやつが一個ぐらいは出てくるものだ。
私はずっとこの新参者を無視してきたのだけれど、そんないきさつで¥315を投じることとなった。
恐らくは未使用。
カルティバの36BCと、おそろいの黒のリングに換装されていて、前オーナーの意気込みが感じられる個体。
しかし実戦投入されることなく見切られ、私の手元に流れ着いたもの。
モデルAに関しては、ほぼ2Aと6Aしか使わないのだけれど、あの独特のハート型リップを捨ててまで出した4A には、相応の狙いがあるに違いない。
いずれ試してみたいと思っている。
ところでボーマーのコレクターズ・アイテムといえば、ボーマーベイトとかを除けば「リア・ヒートン」ということになってくるのだろうが、私はそれほど興味を覚えない。
ただし他メーカー同様、この当時のUSA製の、塗装クオリティやパーツの良さが現行品を上回るのは間違いのないところだ。
少しボディーが細く、ヒートンやごついリングもあいまって、現行品より浮力が低い。
また、ウォブル7、ロール3といった感じで、アクションもかなり異なる。
(現行はほとんどロールしない)
ザラでオールドの面白さを知ったせいか、リアヒートンにも少し興味が出てきた。
いずれ使い込んでみようかと思い始めている。
金曜から、臨時で一時帰宅している。
夜中にタックルボックスを引っ張り出しては、用もないのに中身を確認したり・・・
関西組を合わせると、70個ぐらいあるのだろうか。
私にとってモデルAは、超・実用品でありながらコレクションアイテムでもあるという、極めて特異な存在だ。
ただし、増え続けているのが前述のような消極的理由では、どうにも致し方ないのだが・・・


