「ののの」と「工場」 | 椚田のブログ 

「ののの」と「工場」

W受賞となった新潮新人賞。



投げて巻く! 月イチバサーのバス釣り日誌-IMG_2045.jpg



小山田浩子氏の「工場」


小説的人物の不在と、

何ひとつドラマチックなことが起きないところに好感を覚えた。

働く、ということにうまくコミットできない牛山の心情は、リアル。

最初はこっちが好きだと思っていたのだtが・・・



太田靖久氏の「ののの」


書く人間のために書かれたもの、という印象を受けた。

こなれない部分が多く、こっちまで消化不良を起こしたような読後感だったが、

今になって、それが奇妙に立ち上がってくる。

シーンが鮮烈。

シーン食いの私は、多分もう一回読むと思う。