中国、記者の金品要求禁止 国内メディアに通知 腐敗防止策を徹底
【北京7日傍示文昭】中国政府は7日までに、国内の報道機関に対し、記者ら報道関係者が取材相手に金品を要求したり、新聞購読を強要したりするなどの不正行為を全面的に禁止する通知を出した。政府は2005年に公布した「メディア従事者管理規定」で記者らの不正行為を禁じているが、新聞出版署は「一部で依然横行している」と指摘、腐敗防止の徹底を呼び掛けている。
中国では過去、取材時に記者らが取材相手から金品などを受け取る行為が常態化する一方、違法操業を続ける企業などの弱みにつけ込んで金品を脅し取る記者や偽記者も横行。今年1月にも山西省大同市で無許可採掘の炭鉱を取材した記者が炭鉱主に現金を要求し、逆に殴り殺される事件が起きており、取材活動の適正化を図るのが狙いとみられる。
2日付で出された同署の通知によると、取材の際は政府が発行した「記者証」の携帯を義務付け、採用から1年未満の新人記者の単独取材を禁止。支社や支局を開設する場合は、地元政府の審査も必要とした。
また、取材時に取材相手に金品や広告の掲載、新聞・雑誌の購読などを強要する行為を全面的に禁止し、悪質な場合は業務停止処分にするとしている。
=2007/04/07付 西日本新聞夕刊=
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