韓国の負担は1兆円=北朝鮮支援で統一相
【ソウル23日】北朝鮮の核問題に関する6カ国共同声明について、韓国の鄭東泳統一相は国会で、韓国の最終的な負担は最大107億ドルに上る見通しであることを明らかにした。
同相は「われわれが負わねばならない拠出は今後9年から13年間で最高11兆ウォン(約1兆1000億円)に達すると推定される」と述べた。このうち8兆ウォンが電力供給に要する費用。韓国は、北朝鮮が核兵器計画を放棄したなら年間200万キロワットの電力を提供すると約束している。
また、北朝鮮への3年間の重油提供で、韓国が一部を負担しなければならないほか、「北朝鮮での軽水炉建設の費用分担に関係各国が合意すれば、韓国の負担は少なくとも1兆ウォンになる可能性がある」と鄭統一相は指摘した。
韓国では、北朝鮮の経済再建を助ける盧武鉉大統領の大規模支援策について賛否が分かれ、そのための経費負担を嫌がる空気が出ている。中央日報が22日報じた世論調査結果によれば、「北朝鮮支援や南北協力のためなら増税していい」とした回答は、1年前の56%から46%へと縮小した。〔AFP=時事〕 [時事通信社:2005年09月23日11時38分]