アルゼンチンもIMF債務完済へ
【ブエノスアイレス15日】アルゼンチンのキルチネル大統領は15日、国際通貨基金(IMF)に対する全債務を外貨準備を利用し返済すると発表した。同様の措置を発表したブラジルに続くもの。
キルチネル大統領によると、債務は年内に完済、総額は98億1000万ドル。同大統領による措置は、アルゼンチンの力強い景気回復を強調した形。同国は4年前に、史上空前の規模のデフォルト(債務不履行)に陥っていた。また、同国政府とIMFはここ数年、しばしば緊張関係にあった。
同大統領は記者会見で、債務の支払いは推計260億ドル以上に増加した同国の外貨準備を利用することを明らかにした。同大統領によると、同国は2001年末の経済危機以降これまでに、IMFに約60億ドルを返済しているという。
13日にはブラジルが、IMFに対する155億ドルの債務について、2年前倒しして年内に完済すると発表している。〔AFP=時事〕 [時事通信社:2005年12月16日17時59分]
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