中国当局が豪州に刺客送り込む?=亡命外交官狙う
【シドニー17日】オーストラリアに亡命した元中国外交官チェン・ヨンリンさんは17日の豪州ABCテレビの番組で、中国政府がチェンさんを暗殺するため刺客を豪州に送り込んだと語った。中国の在シドニー総領事館に勤務していたチェンさんは5月末に豪州に亡命を求め、7月に恒久的な保護ビザを与えられていた。
チェンさんは中国外務省で働く親友の1人から、中国政府が1カ月前、チェンさんを殺害するため3人の刺客を送ったとの知らせを受けたという。チェンさんは、中国政府がチェンさんの口を封じることにより、他の中国人たちに亡命しないよう警告を与えることを望んでいると述べた。
これについてダウナー豪州外相は懐疑的な見方を示し、保護ビザを取得している人物を殺すために中国が暗殺チームを派遣するとは考えにくいと語った。
チェンさんは亡命後、豪州には1000人で構成する中国のスパイ網が存在すると主張していた。〔AFP=時事〕 [時事通信社:2005年08月17日16時23分]