台湾、尖閣諸島近くへフリゲート艦派遣
2005年 6月21日 (火) 11:51
台湾海軍のフリゲート艦1隻が21日午前9時ごろ(日本時間同10時)、宜蘭県蘇●(スー・アオ)の軍港を出港し、日本が最近台湾漁船の操業取り締まりを強化している尖閣諸島(中国名・釣魚島)近くの海域に向かった。「視察のため」としており、李傑・国防部長(国防相)や王金平立法院長(国会議長)らが乗船している。
伝統的な漁場を日本に閉め出されたと不満を強める台湾漁民に配慮した措置。「当局の日本への弱腰」を非難する声が台湾内に高まっているため、強硬姿勢を示す狙いもある。
フリゲート艦は宜蘭から北東約110キロの海域を視察する予定。現場海域では、今月上旬、台湾漁船約50隻が日本に対する抗議活動を行った。
※●は、さんずいに、つくりは奥
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大野防衛庁長官は21日の記者会見で、台湾国防部がフリゲート艦を日本の排他的経済水域(EEZ)近くに派遣すると発表した問題で、日本政府が台湾側に「無用の緊張を高めるので冷静に対処してもらいたい」と申し入れたことを明らかにした。大野長官によると、台湾側からは「挑発する意図は全くない」と説明があったという。
今月はじめには、日本政府が台湾漁船への操業取り締まりを強化していることに抗議するため、台湾漁船が尖閣諸島近海に集結、日本の巡視船を取り囲む騒動があった。
一連の動きについて大野長官は「日本側で決めたEEZと台湾の暫定水域とが一致していないことが背景だ」と述べた。