比でクーデターの恐れ=アロヨ氏の人気最低―宗教界には弾劾論 | 特亜祭り

比でクーデターの恐れ=アロヨ氏の人気最低―宗教界には弾劾論


【マニラ10日】フィリピンのアロヨ大統領(写真)は独裁者だった故マルコス元大統領以来、最も不人気な指導者となっており、軍事クーデターが起きるのではないかとのうわさが飛び交っている。国の経済は債務の重荷にあえぎ、汚職がはびこっている上に、アロヨ・ファミリーが違法賭博組織に関与しているとの非難が出た。昨年の大統領選挙でアロヨ大統領が選挙管理委員会に不正工作を命じたとの疑惑も浮上し、アロヨ氏の立場は危うくなっている。


過去数十年の間にクーデターによる政権転覆を何度も経験している同国では、またぞろクーデターうわさが流れ、証券取引所など金融市場は混乱に陥っている。


フィリピンはアジア最大のカトリック国だが、教会指導者たちはアロヨ大統領の仕事ぶりを公然と批判している。オスカル・クルス大司教は「スキャンダルまみれの大統領は信用されない」と言い切った。セブ島大司教区のスポークスマンは、「カトリック教会はアロヨ大統領の弾劾手続き開始に賛成する」とまで述べている。

多くの弁護士や人権活動家たちが殺されているとして、労組と左翼政治団体はアロヨ政権に対抗するため同盟を結び始めた。


フィリピン軍部は1986年に教会の支持を受けてマルコス大統領を打倒し、そのあとのアキノ政権に対しては少なくとも6回もクーデターを図った。2001年のエストラダ大統領放逐にも軍が力を貸した。軍は03年に、アロヨ大統領が辞任しなければマニラの住宅地区を爆破すると脅しをかけた。〔AFP=時事〕2005年 6月10日 (金) 12:40


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