携帯電話のカメラで乳がん診断?=イスラエルで新技術開発
【エルサレム9日】イスラエル紙ハーレツによると、携帯電話を利用して乳がんやさまざまな心臓疾患を診断しようという技術がこのほど、同国で開発された。
同紙によれば、携帯電話に専用のソフトウエアと簡単な赤外線カメラを組み込むことで、女性が自身で乳がんの有無をチェックするよりもはるかに正確な診断ができる機器になるとされる。
赤外線カメラを使って胸の各部位の体温の違いや酸素の流れを分析するもので、どちらも乳がんの診断に有効とされているという。
この技術の開発者は、携帯電話による診断の結果を直ちに医療施設に転送し、さらに診断が必要かどうかを判断することもできると話している。
イスラエルの携帯電話会社は現在、携帯電話のカメラに赤外線センサー技術を組み込む作業を進めている。また、イスラエル南部ベールシェバの医療センターでこの機器の性能試験が実施されている。
開発者は、患者自身が血圧など普段は意識しない体の状態をコントロールすることで治療に役立てる療法に取り組んでいる際に赤外線写真が役に立つと気付いたという。〔AFP=時事〕 [時事通信社:2005年12月10日17時32分]
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