北朝鮮の核ミサイル、米攻撃可能=国防総省局長が議会証言
【ワシントン29日】米国防総省のジャコビー国防情報局長は29日、上院軍事委員会の国防情報予算に関する公聴会で、北朝鮮には米国攻撃が可能なミサイルへの核弾頭搭載能力があると証言した。
ヒラリー・クリントン上院議員が、北朝鮮はミサイルへの核搭載が可能かと質問したのに答えたもので、ジャコビー局長は「それを行う能力があると見ている」と証言。同時に、米国を直撃できる二段式の大陸間弾道ミサイルを展開する能力についても、「北朝鮮の能力の範囲内だ」と語った。
北朝鮮は今月、寧辺にある原子炉の運転を停止し、使用済み核燃料の再処理を開始したことを明らかにしており、これによ って核爆弾6個分のプルトニウムを製造できるのではないかとの見方が出ている。
また、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは先週、米当局者の話として、米政府は北朝鮮が核実験の準備をしているとの見方を強め、それを阻止するための介入を中国に求めたと報じていた。〔AFP=時事〕 [時事通信社:2005年04月29日10時11分]