世界の10億人が太り過ぎ=10年後にはさらに5億人
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【ジュネーブ22日】世界保健機関(WHO)は22日、世界で10億人が肥満あるいは太り過ぎの状態にあり、この傾向が続けば、2015年にはその数が15億人に膨らむと警告した。(写真は医師の診断を受ける肥満の男性)
肥満は、世界の死因トップで年間1700万人以上が死亡している心臓血管関係の病気の主要な原因。従来のように先進国だけの問題ではなく、貧しい国でも急増している。
WHOはこれについて、世界的に脂肪や塩、砂糖が多く含まれた食物を摂取するようになったためと分析。また、現代の仕事の多くが体を動かすことを必要しない上、交通機関に頼る傾向が強まりつつあるため、運動不足も一因と指摘している。
WHOによると、バルバドス、エジプト、マルタ、メキシコ、南アフリカ共和国、トルコ、米国では、30歳以上の女性の75%以上が太り過ぎ。男性も、アルゼンチン、ドイツ、ギリシャ、クウェート、ニュージーランド、サモア、英国で75%以上が太り過ぎとなっている。
WHOの専門家は「真の悲劇は、太り過ぎや肥満とそれに関連する慢性病は、予防できるという点にある」と語り、対策が講じられていない現状を嘆いた。心臓病や脳卒中の80%、がんの40%は、健康的な食事や定期的な運動、禁煙で予防できるという〔AFP=時事〕 [時事通信社:2005年09月23日03時17分]
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