ネアンデルタール人と現生人類は欧州で共存と 英科学者ら
2005.09.11Web posted at: 12:15 JST- REUTERS
ロンドン(ロイター) 約3万年前に死滅したとされるネアンデルタール人と、初期の現生人類は一時期、同じ場所で共存していた――。英科学者らがこのほど、フランス中部に残る遺跡の研究から、こんな結論を導き出した。考古学者らの間では、ネアンデルタール人の滅亡と現生人類誕生の時期をめぐり、長年にわたって激しい論争が続いている。
英ケンブリッジ大のポール・メラー氏らは、仏中部シャテルペロンにある洞くつから出土した石器などを分析。その結果、初期の現生人類のものとされるオーリニャック文化の石器の層の上下に、それぞれネアンデルタール人の道具類の層があったことが分かった。さらに、周辺から出土した人骨の年代を放射性炭素で測定したところ、約3万8000年前に、両者がこの場所で共存していたとの裏付けが得られたという。研究の成果は英科学誌ネイチャーの最新号に発表された。
同氏らのチームは「この時代にネアンデルタール人と現生人類が接触したとみられ、混血した可能性もある」と主張している。
ネアンデルタール人は当初、人類の祖先とみられていたが、その後の研究で、現生人類とは別系統の人類だったと判明。ネアンデルタール人が死滅し、現生人類が繁栄するようになったいきさつは、今もなぞに包まれている。考古学、人類学の研究者らの間ではこれまでに「ネアンデルタール人が死滅した後で現生人類が現れた」「時期は重なっていたが場所が離れていたため、接触はなかった」などの説も議論されてきたが、一致した結論は出ていない。
リバウンドが絶対無いダイエット「脂肪吸引」をご存知ですか? 信頼と実績の美容整形外科「湘南美容外科クリニック」 インターネットで無料診察予約も出来ます。限定割引制度あり。