国内研究チーム、「がん細胞の自殺誘導物質」発見
国内研究チームががん細胞を興奮させ、自殺するよう導く、新たな坑がん物質を発見し、世界の製薬業界から注目を浴びている。
檀国(タングク)大の辛得龍(シン・ドゥクヨン/47)教授チームは21日、「海の生物である海綿から抽出したタンパク質をネズミに投与した結果、正常な細胞はしばらく形が歪んで再び回復するが、がん細胞はこの変化に適応できず、自殺を誘導する信号タンパク質を作ることが確認された」と明らかにした。
海綿は各種生理活性物質の宝庫とされてきたほか、多くの穴があることから英語名はスポンジ(sponge)となっている。通常、バスタブなどを掃除する際の道具として使われてきた。
辛教授は「がん患者の半数以上が、がん抑制遺伝子『p53』を所有していないが、今回発見された物質を投与することで、p53のないがん細胞だけが自殺するようになる」とし、「同物質で抗がん剤を作れば治療効果は高く、副作用も大幅に減る」と説明した。
研究結果はがん遺伝子国際学術誌「Oncogene」の最近号に掲載された。
特に、英国の新薬開発専門ニュースサイトで「画期的な論文」(breaking article)として紹介されるなど、世界製薬業界の注目を浴びている。2005/06/21 19:07
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