東大病院、角膜の元「前駆細胞」を発見・角膜再生に道 | 特亜祭り

東大病院、角膜の元「前駆細胞」を発見・角膜再生に道


 東京大学医学部付属病院は18日、目の角膜のもとになる細胞を世界で初めて発見したと発表した。うまく取り出して培養できれば、角膜を再生することが可能になるという。目の病気などで移植の角膜提供者が現れるのを待っている患者に、光明となりそうだ。

 発見したのは同病院の横尾誠一助手らの研究チーム。成人の角膜を詳しく調べたところ、角膜の細胞になる前の「前駆細胞」が見つかった。細胞が成長するように処理したところ、角膜の内部にある内皮細胞になることが分かった。前駆細胞は70歳以上の高齢者にもあった。

 東大によると、角膜移植を必要とする患者のうち、60%は角膜の内皮細胞を移植することで失われた機能を再生できる。一つの角膜から前駆細胞を取り出して培養すれば、多くの移植希望者を治療することが可能になるという。

 病気や手術で視力を失い、角膜移植を望んでいる人は国内に約4700人いるが、亡くなった人から提供される角膜の数は年間1500個程度。現状では、移植まで2―3年間は失明状態で待機している。 (23:00)


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