光の色に染まる新素材、東大助教授らが開発 | 特亜祭り

光の色に染まる新素材、東大助教授らが開発


 照射した光の色に染まる素材を立間徹東京大助教授(電気化学)や大古善久科学技術振興機構研究員らが2日までに開発した。簡単に染まり、染め直しも可能。絵柄を変えられる壁紙や投影した画像を保存できるスクリーンなど、さまざまな応用が期待できるという。

 化粧品原料などに使われる酸化チタンと銀の微粒子でできた素材で、酸化チタン膜を硝酸銀の水溶液に浸し、紫外光を照射するだけで完成。変色の鍵を握るのは、酸化チタン膜表面に無数にある小さな穴が吸着した銀の微粒子だ。

 穴の形や大きさはさまざま。それを埋めるように入り込んだ微粒子は、大きさや形に応じて特定の色を吸収する。

 ただ微粒子は一定量以上の光を浴びると、それ以上は吸収できなくなる。例えば赤色光を照射すると数分後には吸収しなくなり、赤色光を反射し始める。その結果、膜は赤く染まったように見える、という仕組みだ。〔共同〕 (23:00)


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