ジュラシック・パークが現実に?=恐竜の化石からDNA採取も
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【ワシントン25日】25日付の米科学誌サイエンスは、同国の古生物学研究チームが7000万年前の恐竜ティラノザウルスの化石から、細胞と血管とみられる組織を発見したと報じた。化石化していない組織とすれば、ティラノザウルスのDNA採取も可能で、DNAから恐竜のクローンをつくるSF「ジュラシック・パーク」も夢物語ではなくなりそうだ。(写真は恐竜の化石)
細胞や血管が見つかったとされるティラノザウルスの化石は米北西部モンタナ州で発見されたもので、化石の大きさは長さ1・07メートル。このティラノザウルスは18歳と推定されている。発見したノースカロライナ州立大学の古生物学者メアリー・シュバイツァー氏らによれば、化石は大腿の一部で、発掘の際に切断されたため、化石内部の模様を鮮明に観察することができたという。
恐竜の化石から、これほどの大きさで組織が見つかったことは過去に例がなく、シュバイツァー氏は「この組織から一定のたんぱく質を分離することに成功すれば、恐竜の生理と生命の謎の解明に取り組むことができるかもしれない」と指摘している。
また、研究チームの一人は「化石化していない組織であれば、われわれはDNAを採取することもできるかもしれない。実に興奮する話だ」と胸を躍らせている。
マイケル・クライトンのベストセラー小説を原作とする1993年のハリウッド映画「ジュラシック・パーク」(スティーブン・スピルバーグ監督)は、科学者がDNAからクローンの恐竜をつくる物語で、世界中で大ヒットした。〔AFP=時事〕 [時事通信社:2005年03月26日02時00分]
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