肉骨粉の使用、全家畜に禁止 米、BSE対策
2005年10月 5日 (水) 15:04
【ワシントン=気仙英郎】米政府は四日、BSE対策強化を目的として、牛の脳や脊髄(せきずい)などのBSE感染の可能性のある危険部位を含む肉骨粉について、牛だけでなく豚や家禽(かきん)類などすべての家畜のエサに使用することを禁止すると発表した。今後、七十五日間、広く一般から意見を聞いたうえで、来年から導入する。
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米国は一昨年十二月に米国初のBSE感染牛が発見された後、感染源の恐れのある特定危険部位に関するエサの規制強化を検討してきた。
これまでは牛にだけ供与が禁止されてきたが、今年六月に二例目のBSE感染牛が見つかったことなどを受けて、全面的な使用禁止を決断した。
ただ、全米牛肉生産者協会(NCBA)などの生産者団体は、牛以外の家畜のエサとして特定危険部位も販売していた牛農家の減収につながるとして規制強化に反対しており、今後、生産者らの反発も予想される。