ツタンカーメン王、暗殺の証拠なし=CTスキャンで判明
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【カイロ8日】エジプトと欧州の合同考古学チームが進めているコンピューター断層撮影装置(CT)による調査で、紀元前14世紀ごろの古代エジプトの最も有名なファラオ、ツタンカーメン王の死因が暗殺によるものではなかったこと分かった。しかし、同王の死にまつわる謎は解けていない。(写真はツタンカーメンの頭部のCTスキャン映像)
19歳で死去したツタンカーメン王をめぐり、これまで暗殺説などが唱えられてきたが、同チームが同王のミイラをCTスキャンで調べた結果、頭部を殴られた痕跡や殺害を示唆するいかなる形跡もないことが判明した。
同チームによると、ツタンカーメンの左足の骨折が死をもたらした可能性はなく、胸部の骨が砕けたのも死後であることが確認されたという。
考古学チームのエジプト側の最高責任者であるザヒ・ハワス博士は「CTスキャンによる調査は、ツタンカーメンの謎に満ちた生活とその死に新たな光を投げ掛けた」と語った。
古代エジプトの新王国第18王朝の12番目の王であるツタンカーメンは約3300年前に死去。1922年に英考古学者ハワード・カーターが王墓を発見して以来、その棺はこれまでに4度しか開かれていない。〔AFP=時事〕 [時事通信社:2005年03月09日01時08分]
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