ブタからの臓器移植、数年後には実現へ 韓国科学者ら | 特亜祭り

ブタからの臓器移植、数年後には実現へ 韓国科学者ら

2005.02.27Web posted at: 15:23 JST- CNN

ソウル(CNN) ブタの臓器を人間に移植し、難病治療などに役立てるための研究に、ソウル国立大の研究チームが取り組んでいる。人間が示す拒絶反応が最大の問題となるが、ブタの胚に人間の遺伝子を組み込むことにより、これを抑えることができる。数年後にはブタから人間への心臓移植などが実現する見通しだという。


CNNの取材班はこのほど、同大で遺伝子を改変した子ブタの誕生に立ち会った。ブタの病原体による感染を防ぐため、胎児は母ブタから子宮ごと取り出されて無菌室へ。研究者らが見守る中、数分間のうちに子ブタが次々に生まれ、呼吸を始めた。


ファン・ウスク博士が率いる同大のチームでは、拒絶反応を抑えるためのブタの遺伝子改変をこれまでに約1500件手がけてきた。代理母となったブタが出産にこぎつける確率は30%前後。生まれたブタの心臓を犬に移植する手術はすでに成功し、今年中にはサルへの移植を試みる。5-10年以内に、人間への移植も可能になるという。


同博士らのチームは昨年2月、人間のクローン胚を使い、人体のあらゆる臓器、組織になり得る胚性幹細胞(ES細胞)を作ることにも成功。世界初の例として注目を集めた。この技術を応用すれば、患者本人の細胞から新たな臓器などを作ることができ、全く拒絶反応のない移植手術も可能になる。


韓国政府はこのほど、同チームを国家研究組織に認定し、研究を公式に承認した。ファン博士のもとには、臓器移植を必要とする患者らから激励の電子メールや電話が何百件も寄せられている。一方で宗教団体などからは、倫理上の問題点を指摘する声も上がっている。これに対し、ファン教授はCNNとのインタビューで「技術の進歩に伴い、倫理上の判断基準も変化していくことを期待する」と語った。


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