あのカダフィ大佐が「対米友好」明言=国民向け演説―リビア
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【トリポリ30日】かつて欧米から「国際テロの黒幕」と呼ばれたリビアの最高指導者カダフィ大佐(写真)が30日、国営テレビで放送された国民向けの演説で、もはや米国との対立の時代は終わり、今後は対米友好を進展させていくと明言した。
国営テレビによれば、大佐は首都トリポリから500キロ離れた町シルトで公式式典に出席し、「我々には米国との友好が必要だ。米国も我々を必要としており、米石油企業はリビアで活動できる。今や互恵の時代であり、対立している場合ではない」と演説した。
9月にはライス米国務長官がニューヨークでリビアのシャルガム外相と会談後、記者団に対し、「リビアと米国の国民および政府間の関係を一層改善させていくための大変良い会談だった」と述べていた。
カダフィ大佐は2003年12月に突如、大量破壊兵器の開発放棄を宣言。これを受けて米、リビア両国は昨年6月、外交関係を24年ぶりに復活させた。さらに今年6月、ウェルチ米国務次官補(中東担当)がリビアを訪問している。
カダフィ大佐は今回の演説で全国民に対し、長年の国際的孤立から脱却して世界に目を向けるよう訴えるとともに、リビアの石油産業の重要性を強調。石油収入の増大がリビア国民の生活水準向上につながると力説した。〔AFP=時事〕 [時事通信社:2005年10月01日15時49分]
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