<さい帯血移植患者>生存率は軽度免疫反応で高く 東海大
おいしい黒米ならこちら
修善寺で作られた純国産の黒米です。明日から黒米生活始めませんか? ![]()
白血病などでさい帯血移植を受けた患者が、病気が再発せずに生存する確率(無病生存率)は、移植されたドナーのリンパ球が患者の体を異物として攻撃する免疫反応「移植片対宿主病」(GVHD)が全くないより、軽度に発症した方が高いことが分かった。日本さい帯血ネットワークがあっせんした2059例(11月末)のうち、約1000例の治療成績を分析した。調査した東海大の加藤俊一教授(細胞移植学)は「医療現場では経験として知られていた現象だが、具体的なデータで示されたのは初めてだ」としている。
加藤さんらは、97~03年に実施した白血病などの成人患者へのさい帯血移植706例を対象に、移植の回数や移植前に患者の骨髄を破壊した度合いなどの場合に分けた。
このうち、初移植で骨髄破壊した移植例265例で患者の無病生存率を、移植後に起きたGVHDの重さ(5段階)で比較した。湿しんや軽い下痢が起きる2度が30%で最も高く、軽い湿しんが起きる1度(23%)が続き、全く症状が出なかった0度(18%)より生存率が高かった。重症の3度(9%)と4度(8%)は成績が悪かった。
GVHDはさい帯血と患者の白血球の型(HLA)の合致度が低いと起きることが多く、肝臓や消化管などの障害や湿しんを起こし、重症の場合は感染症を起こしやすくなり死亡率も高い。一方で、移植されたさい帯血のリンパ球は患者の体に残っているがん細胞を攻撃し、白血病の再発を抑える効果があることも知られている。
加藤さんは「GVHDは強く起きると患者さんの全身状態が悪化するが、全く起こらなければ白血病が再発しやすくなる。GVHDはある程度あった方が良いということだ」と話している。【山本建】 [毎日新聞12月26日]
エアホットティーシャツ