ノルウェー、商業捕鯨枠を一気に拡大=反対派の抗議無視
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【オスロ22日】ノルウェーのルードビクセン漁業相は22日、声明を出し、2005年に商業用に捕獲できるミンククジラの頭数を、04年の670頭から一気に797頭に増やすと発表した。ノルウェーが1993年に商業捕鯨を再開して以来最大の捕獲枠で、捕鯨反対派の国々からの相次ぐ批判を無視した形となる。
日本、アイスランドなどと並ぶ主要捕鯨国のノルウェーは、1986年から実施されてきた国際捕鯨委員会(IWC)の商業捕鯨モラトリアム(一時停止)を「留保」するとしながら、7年間はモラトリアムに従っていたが、93年から商業捕鯨を再開、捕鯨反対派の激しい抗議運動に遭った。
しかしノルウェーは、ミンククジラ資源が脅かされているとする捕鯨反対派の主張を否定し、世界で唯一、商業捕鯨を容認している。ただ鯨肉の需要は低下しており、例年、同国政府が認めた捕鯨枠の頭数は捕獲されていない。
一方、日本とアイスランドは、モラトリアムの盲点を付き、「科学的研究」のためという名目の調査捕鯨を続けている。〔AFP=時事〕 [時事通信社:2004年12月23日11時41分]