ずいぶん長い間更新してませんでした。
ごめんなさい!!




書かなきゃ書かなきゃと思いながら書く文章よりも、よし書こうと思いながら書く文章の方が良いと思ってしまって手付かずのままになって...

そのまま年末になってしまいました、
さすがに反省してます。スマン!





肺炎やリリースツアー、初サーキット
色んなイベントを乗り越えてきましたけど、
前回の続きから始めていこうと思います。







四曲目、韃靼人の憤り



この曲は2015年の夏に、仏前ニテと同時に会場限定でリリースしてました。
その時期のMCでは言ってたこともあるんやけど、まだこのブログはなかったので改めて触れていきたいと思いますー!


この曲はざっくり言えば "生き方" の歌です。

インターネットも発達して、自宅が直接世界と繋がってる感覚になれる昨今。
便利になっていくにつれて、嘘の記事など所謂ニセモノと呼ばれるものの数も増えていってしまう。

自分の口で "良いものに良いダメなものにダメ" と素直に言うため、ホンモノを見抜くためには、言葉を持たない機械ばかりに頼るのではなく幼い頃のように家を飛び出して自分の目で足で見に行かなきゃいけない。


すぐに機械や武力に頼ろうとしてしまう自分たちへの戒めの歌、色々と感じてくれれば幸いです。


次!!



続いて五曲目、サンダーバード


『奇奇奇奇』に収録されている曲の中で一番最後に仕上がったのがこのサンダーバード
作詞もアレンジも非常に難航したのを今でも覚えてます。

時間を掛けた分、しっかりと聴き応えのあるサウンド、俗に言うスルメ曲に仕上がったかな!
個人的には『奇奇奇奇』の裏リード曲だと思ったりしてます!




そもそも!!


サンダーバードって一体何なの?
ふと考えてくれた人もいるかと思います。


サンダーバードを一言で言うと "死の象徵" 。
死を運んでくる架空の存在として登場させてます。
だからと言って暗い歌なわけではなく、むしろすごい前向きなポジティブソングやと思っていつも歌っております。


死を恐ろしいものだと認識し、自分たちから遠ざけよう遠ざけようとして必要以上に避けるのではなく、いつ訪れてもおかしくないものだと素直に受け入れることで『やってみよう』って思えることがあまりにも多いことに20年生きてきて漸く気付きました。

『別に何にも変わってない筈なのに、
何となく昨日より強く生きれた気がする。』
そんな感覚になれる曲かな、改めて聴いてみてください。


それと、AメロやCメロのコーラスパートがなんて言ってるのか分からない....って方が結構いたので少し言及すると、これはインドネシアの "ケチャ" っていう音楽をもとにつくったコーラスで、"ケチャ" で検索すると色々動画も出てきます。
呪術的な雰囲気とか複雑に聴こえる声の重ね方とか楽しめるポイントはたくさんあるので、ぜひ検索してみてくださいな!!





そして最後を飾る六曲目、蜘蛛と蝶々



これは韃靼人の憤りよりも遡って、2015年3月にリリースした『動仏園』にも収録されてました!


今年のライブでも随分とお世話になったこの曲は軽快なダンスビートが特徴ですが、この曲ができる前のodd fiveはそんなビート使ったことがありませんでした。

狭かった視野を広げてくれたこの曲には、すごい感謝してます。


サビ頭の "百花繚乱のパレード" っていう歌詞
実はこの部分は今来が作ったデモの段階で既に決まっていて、そのワードから膨らませて僕が蜘蛛や蝶々を登場させました。
作詞中、昔見た『バグズ・ライフ』を無性に観たくなってレンタルしたのもいい思い出。

色とりどりの虫たちの世界を想像しながら聴けばより楽しめるかと思います、ヨロシク!

以上!!!



久々の更新で悪戦苦闘しましたが、
最後まで読んでくれてありがとう!
こんな感じの曲たちで構成された『奇奇奇奇』
リリースから半年ほど経ちましたが、今後も愛してやってください。


そして波乱万丈の2016年のライブも残すところあと2本となりました!!
29日には地元、豊中LIP2ndで
30日には心斎橋VARONで
「きちんとライブ納め出来てない!」
「久々のodd見たい!」「忘年会したい!」
どんな理由でも大歓迎、是非遊びに来てくださいな!

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おしまい