STAP細胞の論文を発表した小保方晴子さんのことは、皆さんもご存知のことと思います。

一時期、マスコミに持てはやされた直後、手のひらを返したように、今度は嘘つき呼ばわりの酷いバッシングを受けました。

彼女のことを「恥ずかしい日本人」として、散々に叩いていた人たちが、異常に多かったことを記憶しています。

小保方さんへの容赦ないバッシングの嵐


小保方さんが叩かれていた当時、あるネットの記事のコメント欄を見たことがあります。

驚いたことに、それらのコメントを100件読んでも、200件読んでも、小保方さんを擁護する人が一人もいませんでした

みんながみんなして、バッシングの嵐です。ここまで批判一色に染まるものなのか!と目を疑いました。

彼女に個人的な恨みでもあるのだろうか?」と思うほど、ここでは書けないような酷いコメントばかりでした。

うかつに小保方さんを擁護するコメントを書こうものなら、いっせいに血祭りに上げられてしまうような殺気だった空気でした。

STAP細胞なんて存在しない?


ネットでもそうでしたが、私のリアルな交友関係でも「STAPなんて存在しない!」と主張する人たちがほとんどでした。

実は、普段はいたって温厚な私が(笑)、少し口論をしたことがあります。

その人たちがSTAP細胞について、どれほど詳しいのかと言えば、すべてマスコミの報道を聞きかじって批判していた程度だったからです。

私はそれが気に入らなかったのです。

彼らは、自分でもちゃんと調べてみて、そして自分の頭で考えて、彼女を批判していたわけではないからです。

小保方晴子氏の研究は正しかった!


あの頃、日本全国にSTAP細胞の専門家たちが、にわかに増えましたよね?

そんな難しい専門分野を、いつ勉強したんだろうと不思議でなりませんでしたが、その人たちは口を揃えて、小保方さんの研究成果を否定し、なおかつ人間性まで否定していました。

今現在は、下記のような記事があります。

STAP現象、米国研究者Gが発表…小保方晴子氏の研究が正しかったことが証明

要約すると、もしもSTAP細胞論文が取り下げられていなければ、体細胞のなかに多能性が存在することを外部刺激によって最初に証明していたのは、小保方さんになるはずだったのです。

少し前から、ハーバード大学がSTAP細胞の特許を取ろうとしている動きも報道されていました。

そして現在、どのようなコメントが多く見られるようになったかと言うと、「小保方さんが可哀想」と彼女を擁護するコメントばかりです。

あの時、あれほど酷いバッシングをしていた人たちは、どこへ行ってしまったのでしょうか?

同じ人たちが、今度は風向きが変わったのを見て、くるっと意見を変えたのでしょうか?

STAP細胞が生み出す莫大な冨


私はSTAP細胞について詳しいわけではないので、「ある、ない」の議論は置いておきます。

但し、STAP細胞が存在していて、日本国民がしっかり応援してあげたならば、日本に計り知れないほどの冨を生み出すことくらいは想像できます。

今後の成果を考えれば、今の不景気なんて吹っ飛ぶくらいの規模ではないでしょうか?

マスコミに乗せられて、彼女を容赦なくバッシングしたために、日本国民は取り返しの付かない非常に大きな損失をすることになるわけです。

日本人特有の村八分の気質


私は日本人の美徳は世界に誇れると思っているのですが、その一方で、この村八分の気質はどうにかしないといけないと思っています。

人と違う意見を言うと、いっせいに叩かれます。異なる意見を受け入れられないのと同時に、今の日本人は「自分の頭で考える」という思考習慣を持っていないのではないでしょうか?

だから人の意見に合わせるしかないのです。口ではマス塵と小馬鹿にしておきながら、そのマス塵が流す情報に簡単に操られているわけです。

本当に恥ずかしい日本人とは?


ちなみに、今はマスコミも小保方さんを擁護する方向に切り換えてきたようです。

私が言うのも何ですが、そういう日本人のことを、本当の意味で「恥ずかしい日本人」と言うのではないでしょうか?

「人間なんて、そんなもの」という冷めた見方もあるかもしれません。でも、やはり人間として生きていく上で、羞恥心を忘れてはいけないと思います。

この記事を読んで、もしも気を悪くされたマスコミ関係の方がいましたら、お許しください。

小保方さんは、もっと比較にならないほどの精神的ダメージと名誉の損失をこうむっただろうな…と思いますので(=^・^=)