2020年8月17日(火)
大学病院で診察です。
大学職員なのに、病院にかかることは、ほとんど無くなってしまったので、久しぶりです。
こんな話をすると怒られてしまうかも知れませんが、30年くらい前、病院で勤務していた頃は、勤務しながら、順番が来たら呼んでもらうようなこともしていたが、
今は、医療制度が変わって、基本的には初診は診てくれない。
今回は、クリニックからの紹介です。
泌尿器科へ行くと、結構、たくさんの人が待合に座っていました。
受付で、問診票を書き、そのあと検尿。
できればエコーを、もう一度撮ってもらいたかったのに、尿を出してしまうとうまく映らないらしいし。。
検尿は2階で、受付の機械が置いてあり、診察券を入れるとカップが出てきた。
知らない間に進んでいます。
そして採尿。いつにも増して赤いものが出ました。
ここ、3日間、毎回、赤いものが出るようになりました。いよいよ、終わりの始まりか。。。
しばらく、待合で待ち、名前を呼ばれました。
診察室に入ると、教授ではなく、若い医師がいました。
そこでは、まず問診があり、そのあと、エコーを撮ることになりました。
自分;「トイレ行ったところですが。。」
先生;「行った後の方がいいんです。尿が、きっちり出ているか分かるし。」
エコーは、その先生が撮ってくれました。モニターを見ながら、
先生;「クリニックの先生は、どれくらいの大きさか言ってましたか?」
自分;「いえ、聞いていません。ただ、膀胱鏡の画像では、かなり大きかったです。
ただ、エコーには映ってなかったです。」
先生;「カメラは、拡大しているから、大きく見えますけど」
自分:「やっぱり大きくなっていますか?」
先生:「かすかに、この辺にあるかなって感じで、よく分からないですね。」
その後、膀胱鏡で見ることになりました。
あんなに恐れていた膀胱鏡を、2回も受けるなんて。。。
少し待って、看護師さんに呼ばれました。膀胱鏡室に入り、準備を終え検査室へ。
クリニックでは、ベッドが置いてあったが、ここはマッサージチェーのような椅子が置かれてありました。
そこに座り準備が整うと椅子が動いて検査の体勢になり、最初にゼリー状の麻酔薬を入れるところまでは、クリニックと同じでしたが、20秒もしないうちに、さあ、始めましょうかって、始まってしまいました。
クリニックでは、麻酔が効くまで10分ほど待ったのに、これじゃあ、麻酔は効いていないだろうから、ちょっと痛いのを覚悟しなければと覚悟を決めました。
で、結局、さほどの痛みもなく、ピンポイントで腫瘍を見つけたようで、5分もしないで終わりました。
そのあと、診察。
診察室に入ると、教授が座っていました。
いろいろ説明してもらって、やっぱり、これは、削らんとしゃあないなあって話になりました。
自分;「腫瘍があったことで、不安で不安でどうしようもなかったんです」
先生;「まず、内視鏡で削ってみましょう。その後、深さがどれくらいなのか見てみましょう」
自分;「深い場合は、ちょっとまずいことになるんじゃないかと。。。」
先生;「ちょっと変なところに出来ているのが気になりますが、見た感じでは、そんなに悪いようではないと思いますよ。大丈夫ですよ」
自分:「かなり大きいようだし。。」
先生;「カメラで拡大しているからで、そんなに大きなものではないと思うよ」
先生;「この手の手術は、癌センター(分院)の方でやっているので、できるだけ早く入れるようにします。他にも検査をしないといけないが、9月中旬くらいまでに出来るようにします。」
そのあと、CTが8月20日、MRIが8月31日に予約を入れてもらいました。
9月4日に、検査結果を見て手術日を確定しましょうという話になりました。
そのあと、雑談になり、いろいろ話している中で、
自分;「確か、先生は、ロボット手術に、凄く力を入れられているんですよね。その手術を受けることも考えておいた方がいいのでしょうか」
先生;「それはあり得ない。まず、内視鏡で大丈夫だと思いますよ。」
この一言で、気が楽になった。
(今から思うと、初診の患者を心配させないようとの配慮だったのかも知れませんが。。)
そのあと、血液検査、心電図、X線と検査をこなして、本日は終了です。
血液検査は、10カ所で採血していましたが、それでも、自分の順番まで50人待ちでした。
久しぶりの大学病院。すごいことになっています。
最後の会計でも30分くらい待つことになり、終わったのは12時。
それから、職場に向かいました。