12月4日(金)

 

入院受付で、手続きを済ませ病棟へ向かいます。

新型コロナウイルスの影響で、面会禁止になっているので、

海外旅行へ行くような感じで、荷物が増えてしまいました。

 

病棟は、11階です。

新型コロナウイルスのお影響で、入院患者さんも少ないのかと

思ってましたが、ほぼ、満床状態らしいです。

 

ということで、個室を希望していたのですが、いっぱいみたいで、

もう少し高い個室になりました。

しかも、なぜか、ナースステーションから、一番遠い場所にあります。

回復期に、のんびりされる患者さん用なのかも知れません。

 

担当看護師は、Tさん。感じのいい方です。

入院計画書の説明があり、その中に、入院期間の欄があり、

2週間から1か月と書かれてました。

さすがに、2週間は無理でしょうって、お互い納得してました。

9月に入院した時も、入院期間は、適当だったように思います。

 

そのあと、先生からの説明。

 

初診

9月の入院・手術

手術後の外来受診

術前の説明

そして、今回の入院

 

すべて、担当の医師が変わっています。

ここが、大学病院の難点かも。。。

 

主事医は、外来診察があるらしく、副の先生からの説明です。

O医師。 若そうな先生です。

 

術前外来で、一応説明は受けていますが、手術の方法、リスク等について、

更に詳しく説明してもらいました。

しかし、ここで、新たに分かったことがありました。

 

今回は、ロボット支援による手術で、基本的には低侵襲になります。

ただ、膀胱全摘した後に、尿路変更が必要で、これまでの説明では、

新膀胱を増設することで、話が進んでいます。

 

新膀胱については、いろいろ調べてみたんですが、最近は、回腸(小腸)を

使用して行うことが多いらしいですが、この病院では、昔から、S状結腸を

使用した新膀胱を採用しているらしいです。

回腸利用と、S状結腸利用で、メリット、デメリット、それぞれあるようですが、

この病院では、S状結腸が、第一選択らしいです。

 

ただ、手技が高度で難しくなるらしく、新膀胱増設の処置は、開腹にて行う

必要があるらしいです。

もちろん、すべてを回復手術で行うわけではないですが、最近は、回腸利用の

新膀胱は、腹腔内で実施しているところも多いらしく、それに比べると、やはり

術後の痛みとかは気になります。

ということで、ここにきて、不安要素が一つ増えました。

 

もう一点は、輸血です。

輸血に備え、自己血をとっておく必要はないのか確認したところ、

ロボット支援手術は出血が少なく、これまでの例で、輸血が必要になったことは

ないとの説明がありました。

ただ、万が一の場合に備え、輸血同意書には署名しました。

 

病院によって、術前の対応、手術の方法等について、かなり、違いがあることが

分かりました。

 

病院長の方針なのか、泌尿器科の教授の方針なのかは分かりませんが。

 

そのあと、手術部の看護師さんが来られて、簡単な説明がありました。

 

医師の説明と、手術部の看護師さんの説明が、ちょうど、昼食タイムだったので

病棟の看護師さんが、配膳してくれました。

サバの煮つけで、美味しかったです。

今日から低残食がスタートしているようです。

先日、大腸内視鏡検査を受けるときに、できれば食べないほうがいいものとして、

青魚(サバ)がのっていましたが、大丈夫なのかな?

ついでに、O先生に、家から持ってきた、ミカンは食べてもいいのか質問したところ、

答えに困ってました。

 

そのあと、ストーマの専門の看護師さんがやってきました。

新膀胱増設の計画ですが、実際に手術を行っていく中で、新膀胱が難しいと判断

された場合は、回腸導管による、ストーマ増設の対応に変わる可能性もあるらしいです。

看護師さんの話では、これまで、計画が変更になったことは、無いとの説明でした。

 

ということで、ストーマの位置を決めるためのマーキングが行われました。

とりあえず、もう一人の副のTA先生に来てもらって、確認終了です。

副のTA先生に、S状結腸利用について、少し質問しましたが、これまでの検査等から、

まず、問題ないとの説明がありました。

 

看護師さんには、新膀胱とストーマQOLにつても、少し説明してもらいました。

実際に、パウチも見せてもらいました。

意外と大きい感じがしました。

 

そういえば、先生方からは、自分のケースでは新膀胱増設が第一選択だったみたいで、

ストーマのことは、ほとんど説明がなかったです。

 

そのあと、麻酔科の先生が来られて説明がありました。

麻酔についても、術前外来で説明を受けているので、確認のような感じでした。

若い先生、お二人でした。

 

気になるのは、今年は、鼻詰まりが長く続いていること。

痰が絡むことが多いことです。

ここは、麻酔科の先生にも十分確認しました。

手術中は、たぶん、問題はないが、手術が終わったあとに、そのような症状が

あれば、看護師さんが対応してくれるとの話でした。

 

夕方、外来診察を終え、主治医のTE先生が来てくれました。

神経温存の関係で、少し説明してくれました。

お腹を見て、大丈夫でしょうと、言ってました。

 

ということで、バタバタバタと、時間が過ぎていきました。