017 | オーヤマサトシ ブログ

017

昔「真剣10代しゃべり場」のメンバーに応募したことがある。


レギュラーメンバーじゃなくて、なんだっけな、
「辻斬り」みたいな・・・あ、「道場破り」だ!
何か言いたいことのある人が、議論のテーマを持って
レギュラーメンバーに提案する、みたいなやつがあって。

で、俺のテーマは、
「”しゃべり場”という番組に出る、ということをどう考えているか」。


あの番組の趣旨っつーか存在する意味って、
実際に議論されてる内容は実はどうでもよくて、要するに
「言いたいことを言い合える場所って素敵やん?」
っていう事を言いたいだけなんだと思って。

で、実際そこで言いたいことを話して笑って泣いて、
最後には達成感なんか感じたりして、
みんな充実した感じに見えるんだけど、
あの番組は別に慈善事業でやってるわけじゃないじゃん。
公共放送とはいえ、見ている人がいるから成り立ってる番組で、
あの番組を作ることで生活しているスタッフがいる。
そう考えると、番組で話されている”純粋で真剣なしゃべり”は
番組を成り立たせている大事な”商品”なわけじゃん。
もっと言うと、さっき書いた
「言いたいことを言い合える場所って素敵やん?」
っていうイメージをつくるための材料でしかないというか。
テレビでやってる以上、当たり前のことなんだけど。

少なくとも、制作者側はそういう意図があって番組を作っているわけだけど、
出てる人ってそういうことを考えたりしてるのかな、って思って。
ぶっちゃけ考えてないと思ったんだけど。
だって、こういうことを考え出したら、あんなに(いろんな意味で)面白いトークは生まれないだろうし、
なにより番組が成り立たなくなってしまうから。

要するに、メンバーが「しゃべり場」って番組の構造をみんなどう理解しているのか、
んで、それを踏まえて、なお番組に出る理由は何なのか。
そういうテーマで応募したんだった。



ま、全く返事はなかったんだけど。
それも当たり前で、要するに俺はあの番組の制作者サイドに怒ってたから。

10代の自意識過剰な若者を集めて
「言いたいことを言い合える場所って素敵やん?」的価値観のもとで
(少なくとも本人たちにとっては)マジで議論をさせる、しかもテレビで、っていう感じが
うーん気持ち悪いなあーと思ってた。
女性週刊誌のえげつなさと同類というか。
教育テレビで変な正義感ぽい雰囲気があるぶん、数倍タチ悪いけど。
まーだからこそあんなにも魅力的な番組だったんだけど。

youtubeで検索したら、談志がキレた回ってのがあって、
なんかもう最後まで見れなかった(笑)面白すぎる!!
ふははははは、あの番組はやっぱ「変な人大集合」みたいな視点で見るのが正解なのかも。
個人的なベストは、高村薫が出た仕事に関する回。
高村先生も結局キレてたね。そりゃあなあ。
しかし「人の話を最後まで聞く」という基本が、メンバー誰もできてないのはなんでなのか。



最終的に何が言いたいかというと、いやーかけねなしに面白い番組だったなあ、と。
もっかいやってほしい。いやマジで。




スマスマで昔やった、
メンバーがサシで20分間(だっけ?)語り合う特番。あれ面白かったな。
SMAP版しゃべり場って感じで。
個人的には中居×木村ってのを見てみたかったけど。

SMAPのライブでいちばんビビったのはMC。
ただしゃべってるだけなのに、ちゃんと「商品」になってるのな。
というか、客の方にただのしゃべりを「商品」として認識する前提があるからなのかもしれんけど。
まーこれはアイドルには共通することかもしれないけど。